自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

気象出前教育

2014-05-14 16:40:24 | Weblog
本日、御野小学校で堂々川ホタル同好会、御野小学校共催、地域後援で
RCC気象予報士をお迎えし、出前教育を開催した。

事の発端は、約4kmの堂々川、現在は平穏で水の少ない天井川であるが
1673年、1945年台風がらみの大雨で池が決壊し63名の尊い命を奪い、
家を流している暴れ川である。
ホタルよ環境よ広島県一よとお題目を唱えて活動している会が
昨年、中国5県の砂防イベントでパネラーとして参加させてもらった時
となりに気象予報士さんが座られ、その時出前教育を打診したことがある。


この中の方


同じく昨年、RCCエコロジー大賞を戴き副賞もいただいた。
そのお金を環境保護をお手伝いしてくださった地元の方にも一部還元したいと常々思っていた。
校長先生と話す機会があり気象予報士さんの出前教育を考えているのですがと言うと
5年生のカリキュラムで気象を習うと言われ校長先生の了解を貰い交渉開始。
本命は美人の方であったが資金提供元にも話をしたらわが社の社員を派遣してもよいと
回答を戴き静かに事が運んで行った。
そして5月14日出前教育が開催された。
総勢100人強が参加の勉強会。


最初はざわついていたが

講義が始まると子供達は真面目


堂々川の事務局長も年に数回は話をする機会があるがここまで全員が本気で聞くのは少ない。


雲を見て天気を知ろう

鰯雲


鰯雲が出てきて、羊雲に変わり、どんどん雲が厚くなり雨が降る。
今日の天気がまさにその通り。14時過ぎから雨。
何と、今回は実験まであった。雲のできる過程の実験。
5年生3人と来賓が参加。


誰かと言うと手が上がる
ほぼ全員


高気圧と低気圧を学ぶ。
時間が立つのは早い。
もうお昼近くになりかえることになる。


アマガエル


質問が出た。
カエルが鳴くと雨になるのか。
他の事をしていたので回答を聞き洩らした。おしいことをした。
カエル話に乗って余談話。
最近出会ったカエル。


殿さまガエル

日本赤蛙


以前このブログにも登場したカエル


シュレーゲルアオガエル


以前は保護色で茶色系統だったが今回は緑色
それも地面に穴を掘り卵を産む姿
まさか卵を産んでいるとは知らず(後で知った)残念!
泡の中に卵を産むらしい。

カエルで思い出した。5月12日雨の夜
堂々川へホタルの上陸観察に出かけた。、日本赤ガエルの合唱が続く。
その近くで幼虫が沢山上陸している。
上陸した後成虫になり飛翔のピークを予想すると6月13、14日頃。
正式には気温の予想も必要だが私は予報士ではないの曖昧の6感だより。
と言うことで堂々川ホタル同好会の総会を6月15日日曜日にすることに決めた。

12日上陸の光




このホタルの幼虫、最終的には、この石垣7m強を登り土に潜ったと推測する。




源氏ボタルの上陸は終わりに近づいた。が平家ボタルはまだまだ上陸すると思われる。
飛ぶ数はホタルの勝手だとは思うが沢山飛んでね。乞う期待!