自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

蛍の事も

2012-10-29 20:51:56 | Weblog
蝶よ花よと騒いでいるうちに




彼岸花


いつしか季節は秋になり、紅葉が始まった。



日本一の砂留が作る川原の公園の木々も色づいてきた。


堂々川6番砂留


この砂留が壊れてかなり時間が立つが、
水の流れがす少なくなる季節がやってきたからもうすぐ修理が始まる。

砂留は壊れたが、見た目では何も変わらないように水は流れていた。
ホタルを来年もたくさん飛ばすためには川の手入れをしないといけない。
他所の地域では小学生に幼虫を放流させている新聞記事も出ているが
養殖をしない堂々川のホタルは草刈りとビオトープの整備が必要になる。
川の中の葦や岸辺のヤナギタデ、ミゾソバ等を刈る。
草刈りをして見ると、砂留が壊れた影響で川の中が変わっている。
いたるところに砂が堆積し、障害物があるところは深みが出来、瀬になっている。


草刈りした川の中

砂が堆積している


浮石のあるところではホタルの幼虫を発見した。


川の中に石がある

石を動かすと幼虫がいた


今年孵化した幼虫の発見1号
周囲を猪が耕したりほったりしている。


今朝の仕事らしい
足跡から見ればまだ子供


猪捕獲も餌やりを続けており、28日には檻の設定を変えてもらった。





小さくても猪は猪、悪いことをする。
捕獲しないといけない。

ホーホーホタルがしっし16の話題に脱線したが
11月11日には猪被害防止のイベントを
11時30分からやることにしている。参加希望者を募集中です。

前回の小学生の質問、「エラ」ーの続き

源氏ボタル、水中では「えら」で呼吸する。
陸上へ上がれば気門呼吸にかえる。
「えら」は幼虫の足みたいに見える先端に気門と枝分かれして8対ある。
源氏ボタルの「えら」は水の助けを借りないと酸素が取り入れられない。
だから源氏ボタルはやや綺麗な水の流れがある場所に住むのである。
ちなみに平家ボタルは水の流れがないところでも呼吸をすることが出来るので
池や水たまりのような場所でも生育できる。

ホタルの事も忘れずに活動をしています。
紅葉については2007年10月30日のブログを見て貰えば5年前が分かる。