自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

ホタルの値段

2010-02-07 22:09:34 | Weblog
2月2日大手新聞の全面広告にホタルの値段は



何と1匹、400円で7万匹、
終齢期のホタルの幼虫を用意しているから買わないかとPRしている
(ホタルは約5回脱皮する、最後に脱皮して陸へあがる準備の出来た幼虫を終齢期と呼ぶ)
400円びっくり、値段が高騰している
少し前、隣の県の町も出資している施設で話を聞いたことがある
銀座へ毎年出荷している成虫が200~300円だと
ところできれいな青空に誘われて堂々川へ入ってみた




ここで三匹

少し先で四匹

おまけで載せたテナガエビ
きれいな色をしている、そらの色みたいなブルー


ホタルの幼虫、合わせて七匹、ラッキーセブンの2800円
今年の6月に堂々川では今のままなら7匹は飛ぶぞ

冗談はよして、ホタルのことを真剣に保護している人間は
自然の生態系を気にしている
ホタルの光だが♂ホタルが一日に一回~数回一斉に光る時間がある
関東地方型(電気で言うと50HZ地区)の♂ホタルの光は4秒に1回
関西型は2秒に一回、中部型は3秒に1回光ると言う
(一斉に♂が光り、その光らない間に♀が光る、その光を♂が見つけて急降下して♀に近づく、これがホタルの繁殖パターンだ)
同じところで同じ仲間のホタルを飼育してそれを全国へ発送したら
自然の体系は崩れてしまうことになる
今騒がれている自然破壊の一つになってしまうのだ
この企業がどのような体制で生産されるかはわからないが
もし先ほどの事例通りであれば違反になるだろう


しかし法規違反ではないから
この事例のように切符を切られることはない


ところで昨日環境の発表会があり、御野小学校も参加し、その応援に出かけた
話せば長いことながら


御野小の環境に取り組むスローガン「ホタルと緑と環境と」

ホタル同好会の今年の取り組むスローガン「ホタルと花と環境と」


実によく似ている。こんなことから応援することに決めた
が残念なことにUSBに入れたパワーポイントが福山市のパソコンでは受け付けてくれない


暗くて見えないところで先生は大慌て


しかし、画像が出ないものは出ない。仕方がないから
画像なしで話したが迫力にかけた
行きあたりばったりを少し反省したが
気分は優れない、原因を究明に家電量販店に寄りUSBを確認した
問題はない。画像はバッチリでる
その店の担当は
「もしかしてパソコンに入っているパワーポイントは現在の前のもではありませんか」と言った
この言葉を聞かなければよかった
「マー仕方がないか。企業は2800万円、我が堂々川ホタルが2800円、規模が違いすぎる!」
とあきらめた