自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

リラとクス

2009-04-21 18:16:00 | Weblog
 忙しい割にはこの花のおかげで荒れることはない。
ライラック良い花です。



ソメイヨシノは終わってもいろいろな花が続いて咲く。
(さくらという字を分解すれば、2階=貝の女が気=木にかかるらしい、昔風に書くと櫻はこの字が正解だ)
アメリカハナミズキが満開に近くなってきた。
この花を下から見るとああ綺麗程度の言葉だが、
2階から下方向に眺めるとアメリカ帰りだけはある美を見せる。
(普通ならアメリカハナミズキの名が2階の女の方としてはよく似合う)









そして、我が家では赤と白の花ミズキは数千円も支払って買った。
赤の木の実から自然的に生えてきた2本の花ミズキは
通称実生の木はどちらも白生地に黄色がかかり縁取りが赤い。
こんな野暮なことを夕暮れにぶつぶつと呟いていると
裏の楠が葉っぱを64の2乗の100倍程度地上へばらまいてご近所や我が家に迷惑をかけている。
よりによってこの楠に野暮なつぶやきを聞かれクスクス笑われた。







リラとクスでリラックスできたがもう1つ楽しめたものがある。
町内会より小さな集合体、
向こう三軒両隣より少し多いご近所で隣保という単位の皆さんと
鞆の浦の西、アブト岬のお寺さんへお参りした。
ここはご婦人の悩みに対応する。
お乳が出ない人、子供が欲しい人、安産を望まれる人のお参りが多い。







ここで魚料理をもう欲しくないというほど戴き
歌の1つや踊りの2つは舞、愉快らしい。



楠にクスクス笑われて、リラの花が咲いて、
もう1つ満足には何か足りないものが、一度に発散できた。
そしてその晩、ホタルが陸に登ってきた。
黄色の光を見せて



陸へ登る光と飛翔の光どちらも暗闇のなか、この光を見たいための1年間の活動でもある。