自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

そばとなすと空の雲

2007-09-06 11:04:57 | Weblog
「今お化粧していないからまた後で、
それから自分のそばをみられるようにして来てね」
とめじろにいわれた。
口説いているわけではなく、フォト撮りだけなのに
最近ははっきり物を言うんだなとと感心して空を見た。









早速「そばを食べよう会」の方と相談して翌朝7時から草取りの段取りをした。
これらの行動を振り返るとホタルの人もまだ純情が残っており
夕焼け雲も笑っている。(太陽の右下側の雲の点々そうみえません?)

そして翌朝


耕運機がうなり土寄せが始まる。草も消える。

灼熱の太陽は大地を見る間に乾燥させる。

植えて15日なのにもうつぼみができている。おませなんだ。


ソバのそばの隣の田んぼではなすが元気に育っている。
「くださいね」と断り鈴虫の餌としてもらった。
このまま「なす」すべもなく終わるのも何だから、今日も薬草研究会を始める。


ナスの花、紫色だ、よく見ると風情がある。


「ナスのつやがある姿、めじろさん良く見るといい」
 山での教えに里で、お返しをしておいた。



ナスは緑黄野菜の一角を占める有能な野菜だ。
取り立てて栄養素が多いわけではないがポリフェノールは多く含む。
この成分が発ガン抑制効果を持ち癌予防に貢献する。
ナスには身体を冷やす効果がある。
これは1つの事例だが
お酒が出る少し高級な宴会では
きゅうり、大根、菊の花、ナスの料理が多い。
どれも身体を冷やす効果のある野菜だ。
ナス自身は淡白な味だが油とはよく合い脂質を取るには良い食材だ。
もうひとつおまけ。
ナスの紫色はナスニンと言う物質でアルミや鉄等と結びつきやすい。
このことから漬物に釘を入れる人が多い。
鉄と結びついて鮮やかな紫色をかもし出すからだ。

確か昨年も載せたが
「秋茄子は嫁に食わすな」とことわざみたいなものが昔から言われている。
美味しいから嫁には食べさせない姑根性、どうも違うらしい。
○身体を冷やす食べ物だから妊婦には身体に毒
○髪の毛が少し多めに抜けることが多い
○秋茄子は種が少ないから子宝に恵まれなくなるとの迷信からきた説

今日はホタル話ではないから少し調子をはずしたかな。