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自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

星娘

2007-08-22 22:52:34 | Weblog
 40万都市福山の北西の町で月と星を観察した星娘たちが
堂々川の清掃と水質検査の2回目に挑戦した。





今月はすでに2回もごみを拾ったがまだ缶類や弁当の空容器が見つかる。
可能性が高いのはお昼を堂々川の岸辺に食べにこられる営業の方や運転手さん
それから企業をリタイヤされた方みたい。
捨てている現場を見ていないから先に写真撮影をするのもままならない。
 純粋な星娘たちは「暑いなー、誰がごみを捨てるのかなー、私なら捨てない」
などと言い合いごみを拾う。
うまい具合に集中の限界に近づいたとき水質検査の現場に到着。
10時10分 気温29度 水温25度を確認して
川の生き物を調べに水の中に入る。気持ちよさそうである。
「網に何か入っている、怖ーい、めだかがいる、このサカナ知っている」と騒ぐ。
採集した生物は記録に留める。







次の観測地点に向かう道で「ウサギが死んでる、狸だよ」の声に
駆けつけるとヌートリアが捨ててある。





このような外国から移入された水辺の生き物が、同じ水辺でも自分で山まで登ってはこれないはずだ。
人間のいたずらとしか思えない。
少し上流の池にはブラックバスが大量に生息していて、スポーツフィッシングに来る人は多い。生態系は完全に崩れている。同じことをするのだろうか。
残念ながらこの生き物の処理は後ですることとして次の場所へ。
綺麗なトンボを見つけて川の中は大騒ぎ、
カメラを支給しているから皆がカメラマンになった。



カゲロウやヘビトンボの幼虫、少し大きめの石の下にはブユもいた。
今日の判定も綺麗な水だ。
この判定は環境省、国交省編、社団法人 日本水環境学会発行の「川の生き物を調べよう」の本及び下敷きを参照した。



さわやかさと、なんともいえない憤りを水に浮かべて
今日も川はさらさらと流れている。

今回の課外自主学習が有意義だったと、星娘たちが感じてくれれば幸いだが。

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