森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

肝心なのは、速やかな「判断」

2021-08-30 | 環境・健康
このところの報道を見ていて度々感じるのは、国のトップや重要な決定権を持つ政治家に最
も求められるのが「速やかな判断能力ではないか」ということ。コロナに関しては昨年の早
い時期から、主にテレ朝系の番組などで専門家が提言してきた「野戦病院」的な収容施設を
作ることなども、その一例。当時、そう言い続けた女性専門家を中傷する人もいた。

隔離的な意味ではなく、それにより重症者に病床を空けることが出来、軽症者であっても急
変した場合、すぐに対処できるということに加えて、医師や看護師の数も少なくて済み、医
療現場の人材不足を抑えることができると彼女は早くから言っていた。

なのに「ノド元過ぎれば」なのか、政府は着手に後ろ向きであった。それが、デルタ株が猛
威を振るい沢山の人が自宅待機の間に亡くなった今、ようやく「設置に向けて」の動きが大
阪で見えてきたらしい。・・・・遅すぎる;

今朝のテレ朝の番組では(こちらが比較的政府寄りではないので)モデルナワクチンの二度
目の接種後に、基礎疾患のない30代男性二人が亡くなったことを取り上げ、その死亡した二
人が受けたワクチンが、今回異物混入が発覚したロット番号の一つであったことも判明した
とのこと。

行政側は速やかに異物混入との因果関係を明確にし、もしそうでないなら接種そのものを見
合わせる決断も視野に入れてもらいたい。明確にすることを避けるなら、行政の隠ぺい体質
に、国民は益々不信感を募らせるだろうと思う。

今回のウィルスに関して、専門家でさえ判らない事だらけだというのであれば、対策の失敗
もあるだろうことは分かる。だからこそ、良い事も悪い事も、政府は速やかに国民に情報開
示し、一緒に闘う姿勢を示すべきだと思う。

また、アフガンから自国民を退避させる判断の遅れにより、犠牲者が出ることがないよう祈
りたい。全ては判断能力かと。ダメだと判った時の「方向転換」を含めての判断能力。そう
いう意味での「賢い人」がトップに居る国が羨ましい・・。

昨日、ラムダ株により沢山の死者を出したペルーで、急激に感染者が減ってきたというニュ
ースを見た。ここまでの犠牲者を出さなければ得られない集団免疫や獲得免疫なら、やっぱ
りワクチンしかないのか;

マスクを二重にかけ、その上からフェイスガードまで着けていた地元の人の映像を見れば、
この流行により「衛生面」に気を遣い始めたことも一因だと言われているのも解る。「自
分の身は自分で守る」と人々は言い、子供でさえ首から消毒スプレーのボトルを下げてい
るのには、驚いた。 

たしかに私も、ワクチンを受ける受けないの判断や衛生面に注意を払うのも、全て自己責
任だと思っている。医者だって本当のところは解っていないというのなら、一部の奇をて
らった発言などで注目を集めるのはやめて欲しい。情報を拡散する人も、よく聴けば不安
でたまらないから、自分の思いたいことの裏付けを必死で探し回り、貼り付けている。

私の周囲のまじめで純粋な人達が、それらにより判断をしかねているのが気がかりだ。
いくら自分が不安だからって、不確実な情報を拡散し他者を煽って正しい判断を妨げるの
は止めて欲しい。それもある意味「テロ」なのだと気づいてほしい。

2009年、私や友人たちも某国の巨大な「陰謀論」や、「イルミナティ」について調べたこ
とがあった。けれども、それらの正体は私たちには所詮掴めないもの。ただ漠然と感じる
に過ぎず。   だから私は「事実」を多面的に見て、真実を知りたい。
コメント