エキスパートに程遠いだけでなく、むしろ駄目な部分の方が多い私は、
何とか楽にこなせる方法を見つけるために、結婚するもっと前から、
暮らしについて書かれたものは沢山読んできた。
それらに掲げられている手本は、納得できるものとそうでないものが
あるけれども、私にとっては目からウロコの、多くの合理的な方法を教
えてくれたのは、やはり海外の生活を紹介する本だった。
(海外のインテリア雑誌も大好きだったけど、こちらは尋常ではなく
だらしない人と結婚して、更に子供が産まれ、儚くも打ち砕かれたことは、
何年も前のブログに書いたとおり・笑)
以前読んだ「やさしくて小さな暮らし」を自分でつくるという本では、
スウェーデン・オランダ・ドイツ・イギリス・フィンランドの一般家庭に
ホームステイして、それらの経験から知ったことがまとめられていた。
部屋が目立って汚れていなければ掃除しない人が殆どの、スウェーデン。
掃除機月一回@@ 洗濯機週一回、料理は質素で日曜はだいたい2食。
ランチと夕飯を一度に済ませることが多いという。
入浴はめったにせず、しても3分くらいで済ませ、シーツなどの持ち物は
最小限しか持たず、物は使い切る。
あるいは手料理は一日一回、一品が普通というオランダとか。
納得のいかない点も数々あるけれど、彼らの多くが、水や食物を無駄にせず、
ものを大切にするという。
無理せず、できるだけお金をかけず、暮らしに満足している様子が一様に伝
わってくる。
また、料理家の大原照子さんの本では、イギリスに何度も行く理由とともに
文化の違いに触れていて、イギリスの友人たちの質素ながら豊かな暮らし方にも
大いに魅力を感じているのが分かる。
バカンスでは、バタバタとレジャーに小旅行にと日本人のように出掛けることは
殆どなく、車に食べ物を積み込んで、一箇所でのんびり食事を楽しみながら
ただ語らうなど、理想の過ごし方を紹介している。
同じくイギリスの暮らしについては、井形慶子さんの沢山の本に紹介され
ている「お金をかけない暮らし」にも共感できることが多い。
もちろん、気候や文化の違いなど、そのまま自分の暮らしに当てはめることは
出来なくても、私たちが想像する以上に環境に配慮した生活スタイルが、ヨー
ロッパにはあることを、それらが教えてくれた。
毎日洗濯する日本の主婦にびっくりするアメリカ人の話を聞いたりする限りでは、
日本の主婦は「病的」といえるほど綺麗好きなのでは?とさえ思えてくる。
ちなみに我が家では、下着はそれぞれが自分で洗うのがルールで、女性ばかりなので
それほど汚れ物がなく、大きな洗濯機を買った数十年前に、洗濯は2日に一度で済む様に。
掃除にしても、「毎日掃除機をかける」という「呪縛」に捉われていた頃は、
散らかってもいないのに、無駄に時間になると子供に片付けを迫っていた気がする。
掃除はあくまでも快適に暮らすため。 「ねばならない」という観念で
やるのと比べ、子供を巻き込み合理的にできれば、「本末転倒」に陥らずに
暮らしを楽しむことができるようになる。
食器洗いは、私は食洗機を持たないので手洗い。
その昔、「何故食事の後片付けに、私はこんなにも時間がかかってしまうのだろう?」
と疑問を抱き、その理由が「洗剤にある」と気付いた。
私の怖かった合成洗剤を、台所用液体石鹸に替えてからは、劇的に洗い物が速くできるようになった。
せっけんは泡切れもよく、手荒れもないので、時間をかけてすすがなくても
比較的安心できる。
誰にでもある「苦手な家事」の多くは、道具の使い勝手を良くしたり
進まない理由を探り、自分なりの解決法を見出すことで、苦手意識を克服でき
うまくこなせるようになるかもしれない。
もちろん油物は重ねないとか、食洗機ではなくても洗う前に食器の汚れ
を小さく切った新聞紙などでざっと大まかに取り除いておくことは、洗い物を
翌日には持ち越さない習慣と同様、殆どの人が実行していることと思う。
アメリカの映画を観ていて、後片付けシーンがでてくると(殆どは食洗機だが)
手洗いの場合驚くのは、洗剤液の中に食器を浸けて引き上げ、すぐにそのまま
すすがずにタオルで拭くだけという方法@@
流石にそれにはびっくりだけれども、私はそういう違いを否定はしない。
私には私の思いとやり方があるように、それで良いと思う人はそれで良いのだと、
思うから。
夫婦二人だけの生活になっても、洗濯だけは溜めたくないという、私の2番目の
姉のような綺麗好きな人には、私の方法が無理なように(笑)
食事のメニューにしても、イギリス人の普段の食事がどれほど質素かはよく
聞かされた。フランス人がいつもフランス料理のようなものを食べるかと
言えばそうではないし。茹でたインゲンに塩をかけて、それにパンとワインだけ
の食事風景も見たことがある。お国柄も様々なら、個々の家庭の暮らしぶりも
様々なのは、日本も同じ。
掃除熱心なドイツ人が、毎日掃除機をかけなければ気が済まない人もいるけれど、
殆どの場所は箒で済ませ、実は合理的なポイント掃除を心がけているだけで綺麗を
キープしていたり。
2週間に一度洗濯乾燥機で洗濯する程度のアメリカの主婦が、アイロンがけや
香りをつけるための努力は惜しまなかったり(笑)面白い。
肝心なのは、気持ちよく暮らすために作ったルールが、家族も自分も
心地よく居られるものであること。
自分なりのルールを決めたら、それに自分を縛り付けるのではなく、
臨機応変に対応するのも、忘れてはならないこと。
あくまでも、ルーズにならないためにルールはあるものだから。
習慣として抜け落ちていかなければ、それほど拘るのは身体にも心にも
良くないと思う。
私は合理的手抜き、大いに賛成☆
そうやって作った自分の時間は、僅かでも有効に使いたいと思う。
家を、より簡単に綺麗にできる方法を知るのは大切。
こちら「ごんおばちゃまの暮らし方」は、とても参考になります☆
さて、物を整理してたらこんなものが出てきた(笑)
以前、少しできた自由な時間を使って習いに行っていた
カリグラフィーの練習用紙(汚いけど捨てられない;)
何とか楽にこなせる方法を見つけるために、結婚するもっと前から、
暮らしについて書かれたものは沢山読んできた。
それらに掲げられている手本は、納得できるものとそうでないものが
あるけれども、私にとっては目からウロコの、多くの合理的な方法を教
えてくれたのは、やはり海外の生活を紹介する本だった。
(海外のインテリア雑誌も大好きだったけど、こちらは尋常ではなく
だらしない人と結婚して、更に子供が産まれ、儚くも打ち砕かれたことは、
何年も前のブログに書いたとおり・笑)
以前読んだ「やさしくて小さな暮らし」を自分でつくるという本では、
スウェーデン・オランダ・ドイツ・イギリス・フィンランドの一般家庭に
ホームステイして、それらの経験から知ったことがまとめられていた。
部屋が目立って汚れていなければ掃除しない人が殆どの、スウェーデン。
掃除機月一回@@ 洗濯機週一回、料理は質素で日曜はだいたい2食。
ランチと夕飯を一度に済ませることが多いという。
入浴はめったにせず、しても3分くらいで済ませ、シーツなどの持ち物は
最小限しか持たず、物は使い切る。
あるいは手料理は一日一回、一品が普通というオランダとか。
納得のいかない点も数々あるけれど、彼らの多くが、水や食物を無駄にせず、
ものを大切にするという。
無理せず、できるだけお金をかけず、暮らしに満足している様子が一様に伝
わってくる。
また、料理家の大原照子さんの本では、イギリスに何度も行く理由とともに
文化の違いに触れていて、イギリスの友人たちの質素ながら豊かな暮らし方にも
大いに魅力を感じているのが分かる。
バカンスでは、バタバタとレジャーに小旅行にと日本人のように出掛けることは
殆どなく、車に食べ物を積み込んで、一箇所でのんびり食事を楽しみながら
ただ語らうなど、理想の過ごし方を紹介している。
同じくイギリスの暮らしについては、井形慶子さんの沢山の本に紹介され
ている「お金をかけない暮らし」にも共感できることが多い。
もちろん、気候や文化の違いなど、そのまま自分の暮らしに当てはめることは
出来なくても、私たちが想像する以上に環境に配慮した生活スタイルが、ヨー
ロッパにはあることを、それらが教えてくれた。
毎日洗濯する日本の主婦にびっくりするアメリカ人の話を聞いたりする限りでは、
日本の主婦は「病的」といえるほど綺麗好きなのでは?とさえ思えてくる。
ちなみに我が家では、下着はそれぞれが自分で洗うのがルールで、女性ばかりなので
それほど汚れ物がなく、大きな洗濯機を買った数十年前に、洗濯は2日に一度で済む様に。
掃除にしても、「毎日掃除機をかける」という「呪縛」に捉われていた頃は、
散らかってもいないのに、無駄に時間になると子供に片付けを迫っていた気がする。
掃除はあくまでも快適に暮らすため。 「ねばならない」という観念で
やるのと比べ、子供を巻き込み合理的にできれば、「本末転倒」に陥らずに
暮らしを楽しむことができるようになる。
食器洗いは、私は食洗機を持たないので手洗い。
その昔、「何故食事の後片付けに、私はこんなにも時間がかかってしまうのだろう?」
と疑問を抱き、その理由が「洗剤にある」と気付いた。
私の怖かった合成洗剤を、台所用液体石鹸に替えてからは、劇的に洗い物が速くできるようになった。
せっけんは泡切れもよく、手荒れもないので、時間をかけてすすがなくても
比較的安心できる。
誰にでもある「苦手な家事」の多くは、道具の使い勝手を良くしたり
進まない理由を探り、自分なりの解決法を見出すことで、苦手意識を克服でき
うまくこなせるようになるかもしれない。
もちろん油物は重ねないとか、食洗機ではなくても洗う前に食器の汚れ
を小さく切った新聞紙などでざっと大まかに取り除いておくことは、洗い物を
翌日には持ち越さない習慣と同様、殆どの人が実行していることと思う。
アメリカの映画を観ていて、後片付けシーンがでてくると(殆どは食洗機だが)
手洗いの場合驚くのは、洗剤液の中に食器を浸けて引き上げ、すぐにそのまま
すすがずにタオルで拭くだけという方法@@
流石にそれにはびっくりだけれども、私はそういう違いを否定はしない。
私には私の思いとやり方があるように、それで良いと思う人はそれで良いのだと、
思うから。
夫婦二人だけの生活になっても、洗濯だけは溜めたくないという、私の2番目の
姉のような綺麗好きな人には、私の方法が無理なように(笑)
食事のメニューにしても、イギリス人の普段の食事がどれほど質素かはよく
聞かされた。フランス人がいつもフランス料理のようなものを食べるかと
言えばそうではないし。茹でたインゲンに塩をかけて、それにパンとワインだけ
の食事風景も見たことがある。お国柄も様々なら、個々の家庭の暮らしぶりも
様々なのは、日本も同じ。
掃除熱心なドイツ人が、毎日掃除機をかけなければ気が済まない人もいるけれど、
殆どの場所は箒で済ませ、実は合理的なポイント掃除を心がけているだけで綺麗を
キープしていたり。
2週間に一度洗濯乾燥機で洗濯する程度のアメリカの主婦が、アイロンがけや
香りをつけるための努力は惜しまなかったり(笑)面白い。
肝心なのは、気持ちよく暮らすために作ったルールが、家族も自分も
心地よく居られるものであること。
自分なりのルールを決めたら、それに自分を縛り付けるのではなく、
臨機応変に対応するのも、忘れてはならないこと。
あくまでも、ルーズにならないためにルールはあるものだから。
習慣として抜け落ちていかなければ、それほど拘るのは身体にも心にも
良くないと思う。
私は合理的手抜き、大いに賛成☆
そうやって作った自分の時間は、僅かでも有効に使いたいと思う。
家を、より簡単に綺麗にできる方法を知るのは大切。
こちら「ごんおばちゃまの暮らし方」は、とても参考になります☆
さて、物を整理してたらこんなものが出てきた(笑)
以前、少しできた自由な時間を使って習いに行っていた
カリグラフィーの練習用紙(汚いけど捨てられない;)