「高山社跡 世界遺産登録5周年フェスタ」in
世界遺産富岡製糸場と絹産業遺産群広報活動
10月20日(日)「高山社跡世界遺産登録5周年フェスタ」にて広報伝道活動を行いました。朝から「高山社跡」の上空には美しい絹雲と鰯雲が現れ、清々しく晴れやかな空気に包まれました。道沿いの三名川には台風の爪痕も残っており、メンバーでお互いの台風被害を気遣いながら活動をスタートしました。
世界遺産伝道師協会コーナーは高山社跡の庭内、藤岡市による記念缶キーホルダー作りコーナーのお隣に設置して頂きました。世界遺産・総本山での活動です、心して取り組まなくてはなりません。この日、母屋兼蚕室内では三味線体験、マジック披露、床の間de展覧会が行われました。また小学生向けの体験型「リアル謎解きゲーム」、お茶会、藤岡北高校によるお菓子の販売会、ゆかりんカフェ等、5周年を祝い高山社跡を盛り立てようという熱意いっぱいの企画には頭が下がります。
まゆクラフト体験コーナーには、「長五郎の宝」をめざしてゲームに参加するお子様連れのご家族のほか、地域と絹産業遺産群に熱い思いのある方が次々と訪れて下さいました。
武蔵村山からお越しの進藤さんは大変な農業 また蚕糸関連資料のコレクターで、蚕種についてまとめた資料集を5冊も見せて下さり、その多様さに目を見張りました。11月17日(日) 境島村の進成館の公開にあわせ、蚕神の資料を展示して下さるそうです。
皆様の思いと賑やかさに、高山社に全国から人々が集まった往時が想われました。
また長五郎さんからは、伝道師たるものもっと勉強せよ、史料を守れと言われているように感じました。
群馬県世界遺産課のI上次長、高山社顕彰会のA井会長、K山伝道師には陣中見舞いに来て頂き有難うございました。
また藤岡市文化財保護課及び高山社顕彰会の皆様、今回も大変お世話になりました。
また藤岡茶道会各位、北藤岡高校の皆様とも楽しい時間をご一緒できて何よりでした。
終了後は菊花に包まれながら一服のお茶で和み、今日の恵まれた生活は長五郎さんのおかげと感謝しつつ伝道師の絆を深めました。
活動はI川(武)、S藤(和)、M寺、Y村、K池(志)でした。
(K池志津子 記)