富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

熊谷市片倉シルク記念館での「富岡製糸場と絹産業遺産群」の広報活動

2013年09月30日 21時56分49秒 | 世界遺産伝道師協会

片倉シルク記念館での広報活動

 

熊谷市にある片倉シルク記念館にて9月28日・29日に広報活動を行いました。

 

片倉シルク記念館の所在地は、現在はイオンショッピングセンターの一角にありますが、ここはもともと片倉工業の熊谷工場があった場所です。2014年の世界遺産登録をめざす富岡製糸場が、明治5年に官営工場として操業が始まり、明治26年の三井への払い下げ、さらに原合名会社の経営を経て昭和14年からは片倉工業の経営下で昭和62年まで操業が続きました。これに対して、熊谷工場は片倉工業最後の生糸工場として平成6年まで操業が続けられた記念すべき場所です。

 

昨年はじめて片倉シルク記念館で広報活動をしましたが、シルク記念館への来場者が限られていることから、今年はイオンショッピングセンター駐車場内でのチラシ配布の許可を頂いて、館内でのパネル解説とともに館外でのシラシ配布も行いました。駐車場でのチラシ配布では多くのショッピング客に片倉シルク記念館と「富岡製糸場と絹産業遺産群」との宣伝を行うことができました。

 

チラシ配布の際には、お客様のいろいろな貴重な声を聞くことができました。たとえば、こんな声です。

「昔、ここで働いていた。昭和27年に片倉工業の社内操糸技術コンクールが富岡製糸場で行われた際に入賞したことがある」

「ここの原料課に勤務していた。繭の集荷時期は大変忙しく、活気に溢れていた」

「ここで働いていた。当時の操業模様がなつかしい」

「イオンのテナントである呉服店に勤務しているが、是非世界遺産になってほしい」

「せっかくここに片倉シルク記念館があるのだから、関連のある富岡製糸場に一度は行ってみたい」等など、

さすがは片倉シルク記念館の地元だと感心させられました。

 

参加伝道師は28日がN嶋(弘)、T比地、T久井、29日がN塚、S藤(昌)、K藤(基)でした。

 

(M.K. 記)

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