「伊香保まつり」(3日目)で広報活動
9月20日(金)の「伊香保まつり」(3日目)で活動しました。伝道師はM井、S水政、Y田、I上雄の4人です。
この日、日差しはいく分強いものの秋が来たことを実感できる気持ちの良い一日でした。
10時半、全員で伊香保町商工会に挨拶し、チラシ類を抱えて石段を上り、祭り本部近くの活動場所に着きました。ここは警備本部のテントなのですが、警察官は夕方から詰めるので日中は空いているのです。祭り本部に挨拶し昼食を昨日の伝道師と同じ店で摂りました。毎年寄っていて馴染の関係でコーヒーなどをサービスしていただきました。ホッとするひと時です。
12時から活動に入ります。初日、2日目と用意したチラシがすべて配布できたという情報の中、この日はお客様の出足が悪く長い石段の上下、横道と見回してもちらほらという状況です。4人は石段を上下に分かれ横道にも注意を払いながらチラシを配ります。
熟年のご夫婦や友人知人のグループに加え若い人たちの割合が多いのです。熟年の人達は急な石段をふうふう言って上がって来られ「神社まであとどのくらい」と質問されます。関東一円はもとより京都、新潟、仙台からも見えています。関東地区の方々では「富岡製糸場を知っている。テレビでやっていたよ」「行ったことがある」と答えられる方が結構いらっしゃいます。この日珍しく団体が見えました。バスで千葉から見えたミステリーツアー参加の方々です。「これからどこに行くのかも、今夜どこに泊まるのかも知らされていない」とおっしゃいます。「今年が富士山、来年は富岡製糸場とその他の3か所です」と声を掛けながら差し出すと、ほとんど受け取っていただけます。しかも「ありがとうございます」とおっしゃる方が多いのです。温泉に来た解放感からか話に良く乗ってくださいます。チラシの内容をお話ししていると富岡製糸場以外が候補に入っていることを県内でも知らない方が結構いらっしゃいます。これからも一層気を引き締めて行かなければと思います。
たくみの里から見えたうどん店経営のご夫妻は話にとても興味を持って聞いてくださり、店にチラシを置きたいと40部ほど受け取ってくださいました。午後3時頃になると賑やかな音と声に包まれて街中を一周した保育園児の引く山車が祭り本部前に戻って来ます。この時ばかりは石段街の一角が子どもと親、祭り関係者で溢れんばかりの熱気に包まれます。祭り装束の子供たちは石段に腰かけ記念写真を撮ってもらいます。ご褒美のお菓子の袋を大事に持った子どもと親御さんが散会すると又ほとんどお客様のいない石段街に戻ります。昨日と同じ近くの酒処Sさんからおいしいお茶などを頂き心身共に休まりました。
基本チラシ500枚、子供用200枚が配布できました。初日にここで活動した埼玉県のI伝道師が友人たちと昨日から宿泊していて、様子を見に来てくれました。地元でも複数のボランティアをしています。チラシが余れば預かって行って配布したいとのことなので300枚ほど渡して活用をお願いしました。秋の日はつるベ落とし、夜の神輿集結前に祭り本部と商工会に挨拶し、快い疲れと共に帰途に就きました。
活動に際していつもご協力くださる伊香保商工会、祭り本部の皆さん、温かいおもてなしをしてくださった2店の各Sさんに感謝いたします。
(Y.I 記)