富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

中之条町歴史民俗資料館・新春ミニ企画,世界遺産候補『富岡製糸場と絹産業遺産群』パネル展示

2007年12月27日 22時20分59秒 | 世界遺産伝道師協会
 2007年1月30日に、「富岡製糸場と絹産業遺産群」は世界遺産暫定一覧表記載となりました。資料館では、群馬県世界遺産推進室の協力を得て、中之条町の冨沢家住宅(国指定重要文化財)や栃窪風穴(町指定史跡)をはじめとする10の遺産からなる「富岡製糸場と絹産業遺産群」をパネルで紹介する展示会を開催します。

 この機会に、群馬県が関係市町村と連携して世界遺産登録を目指している「富岡製糸場と絹産業遺産群」について、認識を深めていただけますよう、多くの皆様のご来館をお待ちしています。

会場  資料館企画展示室

会期  1月6日(日)~1月27日(日)

時間  9時~17時(入館は16時30分まで)

入館料 おとな 200円
   子ども 100円

休館日 月曜日・祝日の翌日・年末年始(12月27日~1月5日)

問い合わせ 中之条町歴史民俗資料館 75-1922

【展示紹介】
「世界遺産」とは1972年のユネスコ(国際連合教育科学文化機関)総会で採択された「世界遺産条約」に基づき「世界遺産リスト」に登録された自然環境や文化財です。群馬県には、伝統的な生糸生産から近代の殖産興業を通じて日本の文明開化の先駆けとなった絹産業の遺産群が残っています。繭生産のための特徴的な養蚕農家群と桑畑による独特の農村景観、養蚕農家に蚕の卵を供給する蚕種農家、風穴等の保存施設、養蚕指導のための教育施設、在来的な座繰製糸農家の組合組織、殖産興業のための官営器械製糸工場、繭や生糸の輸送に関する鉄道や倉庫、絹織物業の発展…。
 これらの遺産を「富岡製糸場と絹産業遺産群」として、世界遺産に登録しようと考えています。本遺産は、2007年6月に、ユネスコ世界遺産委員会で世界遺産暫定一覧表に表記された旨の報告がなされました。(群馬県世界遺産推進室)


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