人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

南房総ハートフル・リトリート②〜精霊を宿す舞とは?〜

2022年08月04日 | イベント
人工的な音が一切なく、蝉の声だけが響きわたる空間でそれは始まりました。

舞踏家 金敬雲さんによる舞。

舞はどうでしたか?と聞かれるけど、人によって感じることって異なるので、正直ことばで伝えるのが難しい。










場の調整、
天と地とのつながり、
自然や様々な目に見えない世界からのメッセージ、

まだ見えないものを大切にする時代に、
シャーマンや巫女が敬われ、
見えないものと、"ある"ものを繋ぎ、
次世代へ紡ぐことをしていたともいいます。

舞踏家の金さんもその類の人であるという確信は持てました。

静まった空間でシェフ特製の身体に優しい料理や美味しい日本酒たちに舌鼓を打ちながら始まった宴。








世代を超えてみんな楽しそうに時間を過ごし、

帰る予定の金さんやパートナーも思わず終電を逃してお泊まりコースに笑

参加したいけど参加できないから差し入れだけでもしたいと85歳の女性からもらった日本酒の名前は、

「一生青春」




いくつになっても海岸で花火をすれば楽しいし、








遺伝的に強い者たちは自分の習った武道や格闘技の技を披露したくなるもの。






ちなみに格闘技をちょっとだけかじっていたへっぽこな私は受け役で、ジークンドーのワンインチパンチで吹っ飛び、タイガーマスク先生の弟子には軽くいなされました。また修行し直します。

25時を過ぎても、波の音を聴き、

金さんがパイプタバコを咥えながら語る世界。




見ることはできないが、感じることができる世界

物体としてはないが、たしかにそこに"ある"もの。

身体や自然と真摯に向き合い続けてきた者だからこその、この世界の捉え方と紡がれる言葉の数々。

こんな風に地球や自然の事象を見ているんだと自分には持ち合わせていない感性に畏敬の念を抱きました。

今日は舞っていると、
どこからか先祖たちがやってきて、
「よくやってるねー^ ^」
という言葉を残してくれたそうです。

26時過ぎまで続く不思議な空間にウトウトしながら、目の前の男ははたしてこの世の者なのだろうか?

この世は夢か幻か...

つづく
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南房総ハートフル・リトリート①〜別世界があるから頑張れた〜

2022年08月04日 | イベント
7月30.31日と南房総で開催したリトリートです。

「この別世界があるから、今日まで仕事を頑張れました!」

「映画の中にいるような世界が、この現実の世界にもあり、自分が参加できているのが幸せ」

そんな言葉を口にする参加者の女性たち。

集合時間に集まったのは3名。

あとの方々は、好きな時間にやって来るとのことで自由な方ばかり。




駅から歩いて6分、海から約300mの小高い丘の上にあるキャンプ場兼ゲストハウスumikaze。

約2年前のオープン当初から来ているので、その進化に毎回びっくりします。

しかも一部上場の企業を辞めてまで、ここに来た武藤さん、高橋さんという20代半ばの青年たちが手作業で開拓をし、創り上げている。






いかにして本来の自然の素晴らしさや愛おしさを体感してもらえるか、

そんな想いがデザインされてます。
(今回はクラウドファンディングのリターンとして貸切利用)

暑くても涼しいumikazeでテントを張り、一息ついていると最初のアクション

「未開の山を目指して、僅かな目印を頼りに道なき道を行き五感を開くトレッキング」

に合わせて集まってきた方々と、

ここから直接距離で約1km先にある先祖代々という引き継いだ未開の山へ向かいます。














「えーーー、本当に道がないですよ!!!!!」

自分の常識や当たり前が崩れ去る人もいるようです。

僅かな目印をヒントに倒木をくぐったり、迷ったり。

未開の山に無事着くと、インドでヨガの修行をしたビーチヨガ担当の宙さんを中心にマントラ(お経のようなもの)を唱えてくれます。

「アーンー、アーンー、、、、、」

目をつぶって口ずさんでいると、

不思議と心地いい風が吹いてきます。

御神酒を飲み、たき火で場を清め、水を汲むためにガンジス川へ。








ロープを掴みながらバケツを持って急斜面を降りていきます。

「えーーー水を汲むだけで本当に大変です!!!」

都内のオフィスで働く方にとっては衝撃的な事ばかりですが、それもなんだかんだで楽しんでくれています。




文明の力が駆使されたアスファルトの道を通り、

夕方の海でぷかぷか漂いumikazeに戻ると、

精霊を宿して舞という舞踏家がやってきていました。




つづく
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