人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

インド回想紀~ブッダの道~

2007年09月30日 | Weblog
今日はガンジス河に行く前に、ブッダの通った後と言われるサールナートという場所に行くことにした。旅のバイブル、地球の歩き方を見るとリキシャで約50分。手ごろ感じだ。たまたまゲストハウスにいた、スペイン人カップルと日本人学生の奥村くんの計四人でミニツアーを急遽組んだ。見ず知らずの外国人の旅人も顔に似合わずノリがいい。ちなみにこの彼氏、アメフトをやっていて、身長185センチくらい、推定体重108キロ。ボディガードとして申し分ない。
通りに出て、リキシャを探すとその二人が積極的に値切ってくれて相当安い料金で行けることになった。剛よく剛を制す、強そうなものが料金を安くできるのは万国共通のようだ!
そして、無事にサールナートについた。
そこである疑問があがった。果たして私は、何教なのだろう。インドに行くと、ヒンドゥーかブッディストかかなりの確立で聞かれる。そのたびに、自問自答をしていた。しかし、このインドの地で私は宗教を決めた。ブッディストと。
理由はなんとなく細胞が感じたから。私のDNAがそうしたのだろう。
数珠などを買いに込み、リキシャに乗り込もうとすると、スペイン人のモークが我先にと乗り込む。その理由はすぐにわかった。リキシャは車スレスレを通り抜ける。スレスレというより、擦っている。クラクションも、子供のラッパにしか聞こえない。正面からトラックがきた。もちろん、トラックがよけるわけない。これで俺の人生も終わったと本気で思い、ナムアミダブツと目をつぶった瞬間、間一髪避けたようだ。神様がさっそく救ってくれた。ブッディストで助かった。40度を越える気温のなか、冷や汗が出っぱなしだった。これ以上の恐怖の乗り物を乗ることはもうないだろう。
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日本関節アプローチ協会

2007年09月28日 | Weblog
 先日、日本関節アプローチ協会の試験を受けた。正直、私は教員の免許のみでトレーナーとしての資格はない。人に教わり、他のトレーナーのやり方を盗み、本で学んでここまできた。
 しかし、どこかで限界がある。最近、色々なセミナーを受けている。今回は、この協会の試験である。ASIS、PSISという言葉が普通に飛び出る。簡単に言うと、骨盤の骨をあらわす。それを少し、抑えつつ骨盤の動きをスムーズにする。他にも、膝、足首、肘、首、胸椎、などなどたくさんの場所を学んだ。
 そして、最後は試験。正直、二つの項目に山をはった。それだけ難しかった。
が、試験はなんとその場所が出る。
 さらに、運は続き、その協会の社長は、柔道出身。まだここまでならよくある話。なんと、私の高校時代の親友の先輩。そして、そいつに怪我をさせられてから、人を治すことに目覚めたと言っていた。人生のつながりとは、本当に不思議なものだ。なんとか受からないかな。今週も、勉強会。来週は試験・・・再来月も試験、お金がどんどん飛んでいく~
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インド回想記~ボートマンの家~

2007年09月23日 | Weblog
 朝食をヴィッキー一家と食べた。というか、ごちそうしてもらった。彼らは、4畳ほどの家に家族6人で住んでいる。姉が二人、弟一人、そして両親である。小さな雑居ビルのようなところは、たくさんの小部屋があり、どこもかしこも家族で暮らしていた。普通はこういう民家には入らないと思う。しかし、人と触れ合うことが好きな私は、どこにでも行く。そして、ここの建物は、ボートマンのカーストの人々が住むことを知る。
 日本でも、同和問題を小学校の授業でやったことを思い出した。生まれながらにして、差別され自由がない。自由がないなんて耐えられない。そして、今の現状がとても幸せに感じられる。
 ヴィッキー一家は、でこぼこになった鍋で、インドで一番おいしいチャイを作ってくれた。甘く深い味が伝わってくる。貧しいかもしれない暮らしでも、この家族には笑顔があった。
 
 お腹が痛くなったので、ちょっぴり宿の部屋に戻った。トイレで大をしていると、部屋をノックされる。ミスターヤマグチと声を掛けられる。私は、大きな声で、アイム トイレと叫んだ。私はトイレ。その時は、なにも思わなかったが、今考えるとかなり恥ずかしい。
 用を終え、部屋から出るとそこには、なんとデリーの宿で一緒になった日本人が自分を訪ねてちょうどこの宿に来ていた。なんたる偶然。もし、自分がお腹が痛くならなかったら、宿に戻ることもなかったので、彼との再会はなかっただろう。インドには、不思議な力が働いている。
運がついてきた。
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インド回想紀~天に飛びかう光~

2007年09月21日 | Weblog
ガンジス河を渡り、白い砂浜の上に横たわった。インドの喧騒が嘘のように静まり返っている。空を見上げながら、ボーッとしていた。社会人になって一年ちゅい。その間引っ越した回数は三回。今までを含めて、そんな慌しい人生の星の下に生まれてきたんだなと、インドのどんよりした空を見ながら考えていると、流れ星が落ちた。しかし、何かおかしい。白い光がスウッと出ては消える。最初は、一つ、二つだったのが、徐々に増えていく。意識を無にすると、空は白い光で溢れていた。
聖なる河、そこは聖なる光の故郷だった。
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ぎっくり腰

2007年09月17日 | Weblog
清掃中、身を屈めて掃除をしてるとズキッーという痛みが腰を襲った。まるで腰にスタンガンをつけられた、そんな感じである。腰が上がらなくなり脂汗が流れてくる。おそるおそるゆっくりと腰をあげ、上体を起こした。

ちょうど二日後に、腰痛のセミナーを開くことになっている。それに合わせて腰痛になってくれたようだ。久々の激しい痛み。これは色々試さねば!
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インド回想紀~聖なる牛~

2007年09月12日 | Weblog
ガンジスの夜も明けきらない早朝五時に宿を出た。昨夜、部屋で地球の歩き方で予習を早朝のガンジスは危険と書いてあった。日の出を見に行くなら宿の人たちとツアーで行こうという内容であった。昨日の今日で不安七割ドキドキ3割、まあなすがままに行くしかない。宿を出ると外はまだ暗い。暗やみの奥から「タカスィー」と呼ぶ声がある。その声の持ち主は、ヴィッキー船長じゃありませんか!まさに鬼に金棒、ガンジスにヴィッキー船長である。
意気揚揚とガンジスに向かおうとするが、なかなか向かえない。とおせんぼする牛、牛、牛。インドでは、牛は気高い動物だと書いてあった。挟まれないように隙間を通ろうとすると、周りのインド人達は牛を叩いてどかしている。確か地球の歩き方には神聖な生物だと書いてあったはずだが。現実は、そうでもないらしい。私もインド人を真似して、牛を叩いてどかそうとした。おい、こっちに動くんじゃない。グフッ天罰がくだった。

早朝のガンジスも、プージャの音で異次元の世界に迷い込んでしまったかのような錯覚に見舞われた。そして、ヴィッキー船長の舵のもとガンジス河を渡り白い砂浜に到着。
この後、とても奇妙な体験をする。
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インド回想記~らりった若者~

2007年09月10日 | Weblog
夜のプージャ(礼拝)を見終えた私は宿に帰ろうとした。
がしかし、ガンジス周辺は入り組んだ迷路のような道であり、昼間にバタバタした経緯もあって完全に道がわからない。よってもう一度河に引き返しヴィッキーに聞くと知ってるという。夕飯をご馳走するということで案内してもらうことにした。そして、まずは定食屋に向かうことに。なんだかヴィッキーの後ろにちっこいのが一人ついている。弟もいいか?と聞いてきたので、ノープロブレム。旅の友は道連れだ。
定番のようにカレーを注文。ヴィッキー兄弟も二人で一皿注文。せっかくだから、一皿ずつ食べなよと勧めると、遠慮する。その代わり家族にいいかと聞くので、ノープロブレム。家族思いだと関心しつつも、頼んだのは私のカレーの四倍の値段がするカレーの。おいっと突っ込もうと思ったが、それは格好悪い。
インドに来て、盗まれ騙され、脅されで少々心が荒んでしまっている。因果応報のこの世のなか、明日はきっといいことがあるだろう。

カレー屋の帰り道暗やみで突所として腕を捕まれる。明日はどのボートに乗るんだ?ガンジャはやらないか聞いてくる。ふざけるなと怒ろうと思ったが、少年の目は正気を失い、狂気の目であった。完全にラリッテいる。そんなとき、前を歩いていたヴィッキーが助け舟を出してくれて、なんとかことなきを得た。ありがとう、この借りは必ず返すよ!と、私は英語が分からなかったので日本語で話した。

明日のガンジス河の日の出クルーズもお願いするよ船長と伝え、宿に着いた。
恒例の夜の散歩に出る元気とやる気は残ってなかった。
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夏の終わり・・・夜は起こすな!

2007年09月05日 | Weblog
劇的な逆転で終わった甲子園、超人達の世界陸上も終わり、夏も終わったはずだった。

話は変わり、昨夜某東京のフィットネスクラブに終電がないので予定通り泊まらせていただいた。泊まった部屋は、80畳くらい畳が敷いてあるスタジオである。業務が終わり、深夜の一時半くらいに一人でストレッチマットをしいて眠ることに。基本的に、バックパッカーの私はどこでも寝ることができる。よって、夜眠れないということはまずない。昨夜も体は疲れているのですぐに寝付くだろうと横になった。しかし、奇妙な空気と耳鳴りがひどくなかなか眠れなかった。
それでも徐々に眠くなり、いつのまにか夢の中へ。


誰かが夢の中で頭を叩いてくる。夢から現実へ引き戻されても、頭叩くのをやめない。まったく、深夜の冗談はよしてくれと思ったのも束の間、ここは深夜のスタジオ、私しかいない。鳥肌が全身にたち、腕で顔を隠した。瞬時にこれはまずいと第六感から警報機がなった。が、しかし、逃げる場所もない。恐る恐る腕時計を見ると深夜の二時50分。朝まで道程は遠い。

とりあえず目をつぶった。それしかすることがない。羊を数えていると、途中から変な首が横切る。羊作戦は断念した。
次に、俺って最強だーと心の中で叫んだ。少しずつ体がリラックスしてきた。やはり俺って最強だと思った瞬間、スタジオの壁からノックされる音が。ここって最恐だー。またもや体が固まった。
そして次は、心を無にしてここは宇宙と思い、全てを受け入れることにした。宇宙から足音が聞こえる。宇宙には足音はないからやはり無理だ。

色んな方法を試した。エッチなことを想像して、性欲で勝とうとしたが無駄だった。。。為す術のなくなった私は、敗北した。ゴゴーッとする意味の分からない最後には恐怖のあまりその部屋にいることができなかった。

事務室には残業をする社員がいた。放心状態の私は、遠い目で助かったと思った。

今月、もう一度泊まる日がある。やられたら、やり返す。
成仏させる方法を知る人、情報お願いします。
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ジムオープン

2007年09月03日 | Weblog
一つのジムがオープンした。7月から、スタッフの方の研修などで携わってきた。今回はオープン前の研修とオープン二日間のフォローで契約は終わってしまった。まだまだ私の力不足を痛感。病院の中に併設ということで、知識もより高度なものが求められる。
血液の成分表を見せられても解説ができない。。。
難しい疾患は分からない。
まだまだ勉強不足!

とはいえ、スタッフの方はみるみる成長していく!

悔しさと情が入ってしまった寂しさでジムをあとにした。素敵な施設になるといいなあ。
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インド回想記~幻想のお祭り~

2007年09月01日 | Weblog
時間は夜の7時。暗やみのガンジス川には無数の船が浮いている。どの船も20人から30人の赤や緑や黄色の色とりどりの服を着たインド人達がいるのだ。何事かと思い、ヴィッキーに聞くと『プージャ、プージャ』と言う。そういえば、旅のバイブル地球の歩き方にガンジス河の横で、毎日死者の霊を祈る祭りのようなものが開かれていると。
船で近付き、プージャを見た。不思議な音楽が大音量でなりひびき、一部分だけライトで照らされた舞台では踊りが繰り広げられる。そのリズムは、まるでこの世とあの世を結ぶ音色である。輪廻天性を信じる人々は、ここでこの音楽を前世も現世も来世も聞いていくのであろう。そんな舟をから舟へ飛び乗っていく牛若丸が現れる。ヤカンとコップの入った入れ物を持ち、舟のヘリを器用に歩いていく。私も頼んでみた。一杯2ルピー、二人分を頼み乾杯をした。
プージャの音楽と線香の匂いが、チャイにマッチしてなんだか贅沢な気分に浸れた。そして、その土でできたコップは川の中へ。
もったいないとも思ったが、そうしないといけないのだ。リサイクルすると、カーストのコップを作る仕事がなくなる。
そう、全てはうまくできているのだ。
郷に入っては、郷に従え。徐々に、インドの匂いが体に染みつつあった。
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