人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

ドリーム富士登山2015 下山

2015年07月19日 | 挑戦
 富士山で登りも大変だが、下山はさらに大変かもしれない。

登りで力を使い切ってしまうと、下りが困難になる。

だから今回は色々なシチュエーションを想定して、

事前に準備をしていた。

それらを用いて下山に挑んだ。

途中、しんどくて座り込んでしまっている他のチームも方々も

巻き込んでこのしんがりチームは降りて降りて降りた。

もう自分では動けないと勝手に思ってしまっている方に

75歳の女性が声を掛けた。

「あなた何歳?私は75歳よ」

その言葉引き金となって、

その方はペースを取り戻して下山した。

人生の先輩で、実践者の言葉は偉大だ。


集合時間に遅れること約30分・・・

何とか五合目に到着。

こうして無事にドリーム富士登山2015が完結!!



























思えば、2010年に富士山頂集合でストレッチポールをしたら

面白いんじゃないか?と考えてスタートしたこの企画。

まさかこんな1大ビッグイベントになるとは思っていなかった。

この6年間で約300人程度の方が参加してくれたと思う。

軽いノリで始めた事が、いつしか人々の夢を実現する2日間になっていた。

数年前から思っていたことがある。

「私や体力がある人にとっては、富士山に登ることはそう難しいことではない。

 ただ、そうではない方が、このイベントに参加してくれて、

 サポートして登頂できたらいいな」



今回、筋ジストロフィーという難病を抱えながらも、

車いすであらゆる工夫を行い、

事前に様々なシチュエーションと準備を行って5合目までやってきて

我々を応援して、心は一緒になって登った梶山君。

通常では、70代になって富士山に初挑戦するのは困難であるが、

そんな常識をぶち破り、勇気をもって参加してくれた6班の方々。



そんな人々を温かく見守ってくれるドリーム富士登山参加者の皆さん。

そして自分にできることは何か?

常に考え臨機応変に対応してくれるドリ富士スタッフの人々。


一人ではできないことも、

人々の力が集まることで

不可能と思えることも

可能になると思えた。



一人一人が手繰り寄せた

御縁と努力と運。



本当に様々なことに

ありがとう!!


ドリーム富士登山は今年で完結です。

関わってくれた方々に

感謝!!

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ドリーム富士登山2015 平均年齢70代チームとゴールド・マン

2015年07月17日 | 挑戦
 3500mを超えると酸素もだいぶ薄くなる。

周りで登山している方々も苦しそうだ。

ましてや私たちのチームは70代。

余裕なわけがない。

少しずつ、少しずつ、

10歩進んでは、呼吸する。

ゆっくりとゆっくりと。

さすがにみんな限界にきている。

このまま行けるのか?

下がるわけにも行かず、行くしかない。

5合目からほぼリュックを2個持ち続けてきた自分の肉体も

ちょっぴり悲鳴を上げていた。

この日のために、54㎞の富士山縦断を敢行したりして

鍛えてきたはずなのに情けない。

こんな時は、仲間の助けを呼ぼう!!

総勢23名のスタッフ達の中で元気のある者2名が下山してサポートにやってきた。

どんぴしゃのタイミングで援軍が

来てくれることが力になり、私の肉体も心も復活した。

チームスタッフ2名の若者も

自分がきついだろうにも関わらず、

一切それを見せずに、

落ち着いてみんなをサポートしている。

一人では難しいことも、

こうして仲間の力を集めることで成し遂げられることができる。





華の70代達の呼吸と意識はしっかりしている。

高山病の症状はほとんど出ていない。

ここまでリラックスしてのんびり上がってきたのが、

結果よかったのだろう。

皆さん、登ろうという強い意志がありつつも、

身体と心はリラックスしているから

スポーツ選手でいえば一番パフォーマンスが発揮しやすい状態に

なっているのだと思う。


9合目から通常60分で行くところを3倍の時間をかけて

7時15分。 

周囲の登山者たちにも賞賛をいただきチーム8人が無事に登頂!!







山頂では、ドリ富士恒例の叫びを実行。

皆さんそれぞれが思ったことを自由に叫ぶ。

どの方からも出てきた言葉は、

「ありがとう」

の感謝だった。

人生は、困難と感謝で成り立っているのかもしれない。



みんなが泣いているのを尻目に

私もここまできたのでやりたいことをやるために

ゴールド・マンに変身。

勝手気ままに叫びました。

富士山ありがとう!!

参加者の皆さん感動をありがとう!!



53名全員無事登頂できました。


さあ、ここからが私の本番!!

皆さんを安全かつ迅速に下山サポートしよう!!



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ドリーム富士登山2015 富士山ご来光

2015年07月17日 | 挑戦
 深夜12時。

山小屋の中がにぎわいだしてきた。

私も起きて、みんなを激励する。

頑張って、頂へ!!

硬い握手を交わして、5チームが出発した。

静まり返った山小屋。

私がリーダーを務める6班はまだ寝ている。

平均年齢70代の女性5人組。

登るには体力が必要で、他の人に惑わされずに上がるにはご来光には間に合わなくていいから

少しゆっくり出発することを決断。

みんな顔色もいいし、元気もある。

サブリーダー、救護班もしっかり寝てくれていた。

こういう図太い性格がスタッフだと心強い。

かくいう私は隣のスタッフのいびきを騒音と感じてしまい

2時間しか寝れなかった。

いびきをクラシックのオーケストラと思わなくては。。。

まだまだ修行が足りない。。。

早朝4時半

空が明るくなりだし、登頂組は山頂からご来光を眺める。











風も全くない富士山の山頂。

まるで古い友人を温かく迎え入れてくれたかかのうような自然。

私もしばし9合目で休憩しながら、太陽の美しさに時間が経つのを忘れて見入っていた。

ここから久々に本当に本気の本気のサポートが始まる!!

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ドリーム富士登山2015 富士山8合目 空の上の世界

2015年07月17日 | 挑戦
 初日約4時間~5時間かけて、

8合目3100Mの宿 太子館付近。

だいぶ疲労が見えてきたのか?

それでもテンションは変わらず。。。

























雲の上の世界。

不思議な静寂が漂う。







こうして快晴の中、初日を終える。
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ドリーム富士登山2015 富士山五合目~富士山八合目

2015年07月17日 | 挑戦
 1チーム7名から9名の6チームに分かれての富士登山。

さいたま市から応援に来てくれた筋ジストロフィー革命家の梶山氏

もすごいタイミングで五合目に到着。

富士山に挑む者たちへ勇気と元気を与えてくれました!!







最初は下り坂となだらかな登り道。

まだまだ皆さん余裕の表情です。











約1時間ほどして歩いた6合目。

ここから本格的な登りがスタート!!















毎年、このドリーム富士登山を開催すると

調子に乗る者が現れる。

今年も数名そんな輩が見受けられた。






山をなめているとしか思えないが、それを判断するのは富士山の女神さんと狛犬さんたち。

人間の基準では、自然の気持ちなどなかなか分からない。

もしかしたら、自然界はこのようなパフォーマンスを楽しんでいるのかもしれない!?

ただ知る由はなし。

7合目に入るとごつごつした岩場が出てくる。

全身の筋肉を使い、懸命に上へ上へと目指す!







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ドリーム富士登山2015 新宿~富士山五合目

2015年07月17日 | 挑戦
 何日ぶりなのだろう?

空が青く見えるのは。

ずっと雨マークが続き、数日前まで雨予報。

そして、3つの台風。

さすがに参加者から、

「台風が来ていますよ。」

「今回雨の場合はどうすればいいですか?」

など心配の電話も頂きました。

私一人であれば、台風であろうと嵐であろうと

この地球で生きているので、それらも受け入れて前進するのみなんですが、

イベントを主催になるとそうはいかず天気が少しでも良くなるように祈る日々。

そして、迎えた7月10日は前日までの天気は嘘のような快晴。

朝から90ℓ用のバックパックを背負い、満員電車に揺られてリーダーや救護班が集まる

都内のランニングステーションearthへ。

早朝から、緊急時の対応や流れの確認をリーダー、救護隊、救命救急士のメンバーで

確認する。

最悪を想定しつつ、楽しんでいこう!

約2週間に及ぶトレーニングを受けたリーダー達は、意気揚々と先に富士山五合目へ向かいました。



そして、参加者と残されたスタッフ達の集合場所の新宿西口へ。


この2日間の時間を得るために何とか日常をやりくりしてきてくれた参加者達。

バスの中で束の間の休息を取って、

富士山五合目へ到着。

ドリ富士バスガイドの引率先生を筆頭にドリーム富士登山スタート!!











































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ドリーム富士登山2015

2015年07月13日 | トレーナー
 7月10・11日に開催した

ドリーム富士登山2015は、

参加者・スタッフ合わせて53名全員が

富士山へ登頂。





日本一高いところで、

“ここにいられる”

ことへの感謝の気持ちと喜びを味わいました。

一人ではできないであろうことも、
仲間と協力することで不可能が可能になったということを
改めて感じさせられる2日間でした。

今年は6つの班に分かれて、

登頂を果たし無事に下山まで

リーダーを始めとする

志高く、心優しく、アホを忘れないトレーナー陣が

サポートしました。



参加者もスタッフの誰もが「このドリ富士に参加してよかった。いい体験ができた」
と思ってもらえたようです。







私も6班のリーダーとして、

平均年齢70代の女性5人をサポート。



私が知り得ている身体を上手に動かす方法を随時伝授しながら、

なんとか なんとか なんとか

全員がみなよりだいぶ遅れましたが頂へ。

山頂で人生の大先輩方が、

全てのことへの感謝、ありがとう、空にいるご主人へのメッセージ、

で涙を流しているのを見て、

私も目から汗が出てきました。



そんな空気なのに、ゴールド・マンに3分ほど変身し、

わざわざこのために用意した

ウイダーインゼリー ゴールド でチャージして、

叫びたいことを勝手に叫び、

これまたこのために用意した

日本酒 ゴールド を富士山にプレゼントし

富士山の女神さんにキスをして終了。






他の班では、スイカ割りがあったり、

柔道着や空手着でパフォーマンスする人、

などなど色々と自由な人が多かったようです。

下山もたくさんのドラマがありましたが、

最後の五合目ではみなさん笑顔になっていました。

当初、今回ばかりは全員が登れるのはどうかなと思いましたが、

5合目までさいたま市から駆けつけてくれた筋ジス革命家の梶山君の応援もあり、



自分が勝手に晴れ男だ、晴れ女だ、日ごろの行いがいいと思っている方が多数いて、

応援の力と天気とスタッフに恵まれたおかげが大きい全員の登頂でした。

奇跡は偶然起きる場合もあるが、

色々な人の想いが集まって起こすことができるものでもある。

ドリ富士2015に参加してくださった方々、

参加者を応援してくださった方々、
スタッフとして支援してくれた

若手トレーナーGAP、フラスターの面々、クオリアトレーナー、先輩トレーナーの皆様、

プロカメラマン達、救急救命士、コアジョグスタッフ

たくさんのことを経験させてくれた富士山の女神さん、

約束を守って天候を良くしてくれた狛犬さん、

本当にありがとうございました。

大感謝!!

ドリーム富士登山2015 ~完~

詳細は、また後日随時アップさせていただきます。

のんびりのんびり^^
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