たまにはのんびり秩父ハイキング

　2017年の4月8日(土）に実施した秩父のんびりハイキング。

私が主催するものはきついことが多いように思われているけど、

実際には過去に開催したリトリートなど含めて結構のんびりなものもある。

今回は秩父へハイキング！！

前回の34巡礼で回れなかった19番から25番の札所をゆっくり巡る。

朝8時、集合1時間前に行くと雨。

とりあえずスタッフと打ち合わせして、

みんなが来るのを待つため雨合羽を着込んで、桜の木の下でおやすみなさいzzz。

「おーい、おはようございます！！」ともに起きると、雨はやんでいる絶好のハイキング日和。

それぞれが言う。

「私、晴れ女なの。」

うーん、どうもおめでたい人たちの集まりのようだ。

ということでスタートした秩父のんびりハイキング。

美味しそうな巨大イチゴがあれば、勝手に立ち寄り食べ、

裸足で歩く人もいたり、地元の人と仲良くなって家の中を見せてもらう人もいたり、

と皆さん自由に歩く。途中、身体をリラックスさせるワークも入れながら、

充実した一日のようでした。

何はともあれその日は偶然にもお釈迦様の誕生日！！

ハッピーバースデー！！

いのししの糞を人生の肥やしにする

　WILD AND NATIVE（http://wildandnative.com/）主催の2日間のセミナーに参加してきました。

今回のテーマは、「トラッキング」。
動物の痕跡を観察して、そこから様々なことを推測していく。和訳すると追跡術と思いそうだけど、講師の拓さんは「同調術」と話してくれる。優れたトラッカーは、動物や人を追う際に、そのものになるそう。

四国や関西からやって来た物好きな方々9名と
講義を受ける。

最初は、しっかり室内で講義。
痕跡をどのように見ていくのか？
外に出て砂箱に付けた後を時間の経過と状況を観察したり、
いのしし（今回はいのししに絞った初期コース）の性格や行動をたくさんの図鑑などで調べディスカッションしたり、
歩き方と感情を身を通して学んだりしました。

見えない物を予想するための考え方と技術、そこから読み取るストーリー。

ただ漠然と推測するのではなく、その裏にはたくさんの見方が存在する。深い世界。最後には自分がストーリーを作る。

山に出掛け、いのししの足跡と毛と糞をみんなで探す。宝物を探すかのようにみんな真剣だ。

メジャーで測った距離から大きさを推測し、歩き方から感情を推測する。

拓さんの言葉が反芻する。
「ストーリーの正確さは重要でなく、野生動物に気持ちを寄せること」
最後にはそこにいるはずのない動物が、確かにここを歩いていたそんな見えない物がなんとなくイメージできた。

一見、私の仕事とは何も関係無さそうに見えて、自然と触れ合いたい、バカンスしたいと思って気軽に参加しましたが実はものすごく関係していた内容でした。新年度早々に自然の中でリフレッシュできたと共に、様々なことを学び考えさせられて、とても濃密な時間でした。

余談だけど、価値観も年齢も立場も違う方々と同じ釜の飯を食う時間に様々なことを会話する。皆さん“自分”を持っていて、それぞれの環境で自分らしく生きている。または、生きようと奮闘している。もちろん相当大変だけど、悔いやストレスは少なくて、納得した生き方を選択している気がする。

人は人、私は私。

そういう生き方や考え方もありだよねと、他を認め、受け入れつつ、我が道を行く。

夜、布団を敷いて始まった“みらい”の話。それぞれの観点から独自の切り口で会話が弾む。すごく面白い話だから加わりたい、メモしたいと思いつつ、コケコッコー。。。

講師の拓さん、サポーターの方々、一緒に参加された皆さん、キャンプ場付近の自然さんと動物さん、どうもありがとうございました！