人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

1人忘年会

2014年12月28日 | トレーナー
丹沢での山修行から2週間。

年に一度のコアコンジョギングクラブのイベントドリームランニング、

セミナー33の講師で、若いトレーナーの方々への変態的メッセージセミナー、

ランニングステーションearthの大掃除、

来年へ向けたコラボビジネスの各種打ち合わせ。

周りが仕事納めをする一方、

一向に納まる気配のない様子。

束の間の休息に一人忘年会。

2014年は想像以上の変化の年でした。

東京マラソン2014衝撃のゴールド・マンデビュー&自己記録更新に始まり、

ランニングステーションearthのオープン、

エルサレム・エベレストの旅・・・

ストリートチルドレン柔道家が来日、

世界の今まで遠くの事件だったことが、
身近なことに変わり、

意識に大きな変化が出てきた。

いつ、何どき、何が起こるか分からない。
そんな感覚が根付いてきた。

あっ、エベレストへ畳を送るプロジェクトも現実味を帯びて、

明日畳50枚を頂きに早朝から行ってきます。

1人でできることは大したことないけれど、少しでも何かできるならば、やっていこうと思う1人忘年会。

今年最後に、ゴールド・マンが新聞に登場しました。

来年は、何かの雑誌でゴールド・マンインタビューで載れたらいいな。
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冬だ!休みだ!山へ行こう!

2014年12月20日 | 
過酷な環境であればあるほど自分自身を知らなければならない。



どれだけ衣類を着ればいいのか?

どのスピードなら汗をかかず、かつ身体が温まるか?

有名な山を抜けて、人があまり入らないルートへ。

一気に人数が減り、1時間に2、3名とすれ違うのみ。

急坂になればなるほど、身体が熱くなる。

ミスは許されずに、慎重かつ最速で歩いては走る。

「考えるな。感じろ!」

どこからもなく、降ってくる言葉。

思考を停止して、周囲を見渡すと素晴らしい景色が広がっている。

そして、12時間超のルートコースを6時間で走破し、

目的地の山小屋に到着。

当初は、無人の予定だったが宿泊者が私以外にもう1名増えたため、ボランティアスタッフの方がサポートしてくれる。

無論、暖房などない。それが私の望みだ。

まだ身体が温かいうちに素早く着替えを済ませる。

当初は持っていきすぎたと思える衣類も、気温がマイナスくらいの中ではちょうど良かった。



ガタガタと震えて、肩が上がり力が入る。

約半年ぶりの二日間の休みにも関わらず、

こんな山奥でなにやっているんだろうと

さすがに自分の行動に呆れて笑えてくる。



時間はまだ16時。

何をしようか?

眠るまでたっぷりある。終わらない仕事を持ってきていたが、寒さのあまりポケットから手が出せない。

アイデアも出せない。

仕事どころではない環境。

水も出なければ、電気もない。

何もない環境に追い込まれて分かる当たり前の有り難さ。

たまたま居合わせ方と、ビールや焼酎を酌み交わし、たわいもない会話をする。

「あっ、今日は双子座流星群の日だ」

外に出て、満天の星空を眺める。

一つの星が消えたり、ついたり、右いったり、左行ったり、回ったり・・・

「最近の流れ星は、トリッキーな動きをするんだな~」

と見ること1分くらい、

「もしやあれはUFOではないか」

そこで気付いて

ようやく一人で暗闇の中突っ込む。

どうやら、ゴールド・プラネットから派遣された宇宙船が

地球人の仮の姿である私に「頑張れ」とサインを

送ってくれていると都合よく受け取り、UFOに

「ありがとう!!ゴールド・マンは地球で頑張るよ!」

と手を振る。

双子座流星群は深夜起きたら、再度見ようと19時に就寝。

そして、起きたときにふと時計を見ると6時・・・

うーん1時間して寝れなかったか・・・

えっ、6時!?

もしかして11時間寝ていたのか?

こんなに寝たのはいつ以来だろうというほど寝ていた。

意を決して外に出て、近くを散策する。



富士山が正面に雪化粧をして微笑んでいる^^

朝日がダイヤモンドのように出てくる。

過酷な環境もこの一瞬の感動があるからいいのかもしれない。






朝食を食べ、急いで山を下る。

バス停に着くと、なんと3分遅れで行ってしまっていた。

次のバスは1時間以上先・・・

「チャンス到来!!」

空から言葉が降ってくる。

急いで地図を取り出して、見ると5,6km先に温泉がある。

走れば30分。バスもそこを通る。

すぐにまた走る。

そして、ちょうど30分後に温泉に到着。

営業時間を見ると30分後・・・

思い切って、中に入り交渉してみると

「すぐに検査して入れるようにするよ~」

の一言^^

「ありがとうございます!!」

と満面の笑みと最敬礼で一番風呂を頂く。

そして、バスに乗り、降りた直後に新宿行きの電車に乗ると

またもや空から声が

「まだまだいけるだろ!!修行だ!!」

山の格好のまま、トレーニングジムへ。



ボロボロの身体で帰宅。

私は何しているんだろう?

と妙な充実感で現実へ。


今年もまだまだある!!

山のパワーで走り抜けよう^^

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丹沢のシェルパ族

2014年12月14日 | トレーナー
普段、1人で山に登っている時は何も食べない。

お腹がすくとか、すかないとか、エネルギーがあるとか、ないとか、

そういう次元ではなく、

ただ動き続けるという行為に専念し、修行したいから。

元気一杯、楽々登っていたら修行にならない(笑)

にも関わらず、途中なぜか無性に何か食べたくなり、山小屋に立ち寄ってカップラーメンを食べていた。

「丹沢チャンプだよ~」

突然現れた重そうな荷物を背負ったTシャツ、短パンの男性。

聞けば、山小屋にドリンクや必要な物を届ける仕事のようだ。

鍛えぬかれた下半身、

外はかなり寒いのに薄着。

重そうな荷物を山小屋に届け、お礼のビールをグビグビ飲んでいる。

思わず色々聞いてしまった。

年齢は60歳、約40kgを背負って、約10kmの登山道を登ってきている。

時間は2時間40分。。。

えっ、自分が15kgを背負い、本気で歩いてここまでやってきた時間と同じ。。。

最後に、

「今日は2回目だよ~」

と耳を疑う一言を残して、陽気に去っていった。

日本にもシェルパ族がいた。

そして、とんでもない化け物だ。

上には上がいる。
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突然は突然にやってくる

2014年12月12日 | トレーナー
「今月末で閉店します。。。」

突然のお知らせは、突然やってくる。

時間が空けば、外の景色が見えるお気に入りの場所に座り、

電源を借りて仕事や読書、思索に耽る。

メニューは見るものの

頼むのはいつも同じコーヒーとチーズケーキ。

流れてくるBGMが右から左へ通り抜け、没頭できる時間。

あの空間で考えたことが種になり、芽が出てくる。

当たり前にある

と思っていたことは、

根拠のない思い違いだったということに気付く。


「諸行無常」。

何か思ったのならば、

どこかへ行きたいと思ったならば、

あの人に逢いたいと思ったならば。。。


ちょっと山が呼んでいる気がするのでいってこよう。
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ゴールドマン・チャック事件

2014年12月01日 | ランニング
 「練習はしない」

あるテレビ番組で山奥に住む走る民族“タラウマラ族”の

最強ランナーと言われる人が口にしていた言葉。

今年2月の東京マラソンから、

気分転換のジョギングや仕事で誰かをサポートするラン、マラソン大会

を除いて、一切通常のランニング練習と言われるものを

個人的にしなかった。

約9か月そんな状況だったので、正直不安があった。

不安は身体に変化を及ぼした。

柔道で痛めた古傷の膝がチクチクと痛くなる。

過去に痛めた足底筋膜が痛くなる。

練習をするということは、

不安を消すためなのかもしれない。

不安を消す方法を考えた。


「そうだ、ゴールド・マンに変身しよう!!」


金星からやってきたゴールド・マン

背中には

「限界はまだ先」

「苦しみが快感」

と書かれている。

5kmまでの混雑を過ぎると、快適なランの旅が始まる。

22km辺りで大きな登り坂がある。

ゴールド・マンは、坂道が好物だ。

好物の前に用を足し終えると、

あることが発生。



「チャックが締まらない」

ゴールド・マンの身体は地球の大気に触れると

走れなくなってしまうらしい。

パニックに陥るゴールド・マン。


「いでよ神龍!!」

と叫んで、変化なし。

「富士山の神様、ゴールド・マンの神様

 チャックに力を!!」

奇跡的にチャックが復活。

要した時間3分。

ゴールド・マンチャック事件。

タイムは3時間15分弱くらい。

次のフルマラソンは約83日後に都内を走る。

人に非ざるものをテーマに、

修練を積もう。

あっ、もともとゴールド・マンは人ではなかった。


























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