人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

視覚障害者を見たら?

2008年08月05日 | Weblog
 先日、都内の駅で駅前のバス停から降りてきた一人のおばさん。おばさんは、目が見えないらしく杖をついている。杖をつきながらゆっくり階段を登る。そして、その裏に続く、人、人、人、おばさんが登り終えると、我先にと早足で歩く人たち。
 そんな時、ある言葉を思い出した。「とりあえず声は掛けてほしい。」これは、私が大学時代に一緒に稽古した全盲の加藤さんの言葉だった。「大丈夫ですか?」その言葉に、おばさんは緊張していた顔が一気にほころび「駅までお願いします」と笑顔になった。
 おばさんは私の腕をつかみ、つかの間のツーショット。相手のペースに合わせて、なるべくボツボツの上を歩く。そして、最後のありがとうはとても気持ちのいいものだった。

 たった一歩の勇気。一声掛けること。それで、断られたら、それはそれでドンマイ^^お願いしますといわれたら、自分の出来る範囲でお手伝いしよう。その際に、腕を握るのではなく、肩か腕を貸してあげよう。

 ちなみに加藤さんと練習するときは、必ず寝技の絞めあいになり、どちらかゲホゲホなっていた。そんな加藤さんも、夜に迷子になり、一晩中どこだか分からない場所を歩き続けたと笑って話していた。創造してみたら、まったく笑えません。。。
 
 
コメント (7)
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