淡路島の一期幾会(旅館若潮ブログ)

活魚料理旅館 若潮 で日々のお仕事を通じて”淡路島の魅力”を伝えていきます

さぬきうどんから学ぶ。。

2009-10-05 20:17:44 | つぶやき
先日、香川からお越しのお客様と“うどん談義”で盛り上がった。

知っての通り、カフェ感覚でうどんを召し上がる県民性は伺っていましたが

讃岐のうどんとはいえ、人それぞれ好みがあるようで・・・。

我々素人目にはどのお店のうどんも強い腰ともっちり感があり美味しいと思うが

当の香川県内では群雄割拠の熾烈な生存競争が今も続いており、

一時のさぬきうどんブームも安定期に入り、急激に増えたうどん店は年々淘汰されているようです。

我々の業態とて同じこと・・。

華やかな建てれば流行る第一次、二次温泉旅館ブームはとっくに過ぎ去り、

今はいかに“また行ってみたいと思える宿”作りの真価が問われています。

「宿はまだいいよ。人の心が思いっきり伝わる仕事だから・・・うどんは難しいよ~。」

確かに・・・。同じ飲食サービス業でありながらもある程度の領域から超える事を許されない“うどん”のスタイル。

多くのお客様から如何に強い信頼関係を得るかが勝負なんだなぁって・・。



当館に宿泊されて翌日、さぬきうどん巡りをされる方は結構いらっしゃって

今から讃岐うどん巡りに行くんだけどイイ店知りませんか?と聞かれることも多いので

そのお客様にオススメの場所を聞いてみました。

讃岐のうどんは“生活うどん”いわゆる地元に根付いたセルフ店と観光客の趣向に合わせた“観光うどん”に分かれると言われています。

今回はその観光うどんとしては香川県でも有名な“わらや”さんをご紹介いただきました。



昨日、所用で香川に行くことがあったのでちょこっと寄ってみました。


高松の港から西へ車で20分、源平の合戦の頃、平家の拠点となった屋島に

店を構える“わらや”さん。

名前の通り、数寄屋作りの趣のある店構え。

店内も昔の旧家を改造して吹き抜けの落ち着いた店内には閉店(19時)一時間前にも関わらず

ひっきりなしに「いらっしゃいませ~!」と「ありがとうございました!」の元気な声が・・。

ど~んと釜あげうどん(410円)

隣の大きなとっくりは創業以来変わらぬダシ・・・圧巻のインパクトはとっくりに収まらず

このダシ・・ものすごく風味が豊かで思わず「おっ!」と声が出るほど美味しかったです!

釜揚げ湯が入っても単に薄まることなく最後の一滴まで飲み干し必至の逸品でした。

こちらは讃岐うどん特有の生醤油うどん(410円)

醤油の町ならではのうどんのコシを楽しむ事が出来ました♪

あまりにもダシが美味しかったので残り半分の麺をもう一度ダシでいただく反則技に出てしました!

その他、大きな大きなタライでいただく家族うどん(2300円)はうどん10人前ど~んとぐるりを囲むスタイル。

そのボリュームと演出にあちこちで「おぉ~!」の声が・・。


讃岐の東照宮、屋島神社や昔ながらの旧家や庭園を楽しめる四国村のすぐ近く

当館からは車で1時間ちょいの本場さぬきうどん巡り・・

観光ついでに是非、寄ってみてはいかがでしょうか?


“わらや”さんのHPはコチラをクリック→

パンフレットも大量にいただいてきましたので当館にて陳列させていただいております。






いつも読んでくれてありがとうございます!


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コメント (6)
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