きょうのタイトルを書いて、おはようスパンクという漫画のタイトルを思い出しました。
いま乗っている車、スパイクは今年で14年目。このあいだから高速を走りながら異音がして、ちょっと怖いなぁと思っていたのですが、先日夫と息子もいっしょに走った時、異音が大きくなっていて、まるでプロペラ機のようで。「これ、飛ぶつもり?」とかいって笑っていましたが、ほんとうにがたがたしてこれはもうだめじゃないかということになりました。
14年といえば、息子が10歳から乗ってきた車です。10歳から24歳って学生時代をほぼカバーしています。小、中、大、社会人への道のり。
中、高は吹奏楽部だったので、コンサートのときは早朝から学校に行ってホールまで楽器を運んだり、帰りはまた学校に運んだり。塾の帰り、大雨の日は自転車を積んで帰ったり。ピアノの送り迎えとか。カヌーツアーへ行ったり、紀伊半島一周や、両親と京丹後へ行ったり。
塔の松山と長野の全国大会にもこの車で行きました。城陽の文化パルクで批評会があったときは、帰りに佐藤南壬子さんや藤井マサミさんにも乗ってもらってティンクル城陽というイルミネーションのイベントに行ってみたり。(でも、じつは時間が早すぎて見れなかったり)とととのあいっちや瑞紀ちゃんと近江八幡行ったり。
高安醇さんの「広場」をギャラリーから運んだり。
義父が入院したときは、春休みだった息子が義母を車に乗せてお見舞いに通ってくれたり。
たくさん傷つけて、こすったり、ドアに穴をあけたりしてごめんね。
でも、いっしょにいた日々のこと、忘れないよ。 ありがとう。 さよなら、スパイク。