お盆のころから９月にかけて、いちじくが最盛期となります。
実家にいたころは、いちじくって意識したことがなかったのですが、城陽へきて、あちらこちらにあるいちじく畑をみて驚きました。畑というより、林のようなのです。一度近くまでいって、車から降りて眺めたことがありましたが、いちじくの木が等間隔に並んでいて、壁みたいになっています。そこに実がなるのですから、圧巻です。
これは２０１５年の８月のいちじくの畑。
産地なので、いまごろはジャム用のいちじくが１盛り２００円で買えるため、せっせと作ります。
実家でも作ったら、母が喜んでいました。また冬になったらゆずジャムをみんなで作ろうねと言いました。去年の冬は父が入院していて、庭でとれたゆずを使って母と妹とゆずジャムをたくさん作りました。退院してきた父にも手伝ってもらって。
あれが去年だったとは思えない。
季節がきたら、紫蘇ジュースを作り、いちじくジャムを作り、ゆずジャムを作る。そのあいだにハゴロモジャスミンが咲いて、野葡萄の蔓がのびてきれいな実がなって、綿の白い花が咲く。なにもおこらなくていいから、ずっと毎年続いていきますように。
