今朝は6時におきてすぐに水遣りをするために外へ出た。
このあいだ、寝坊して夫が気をきかせて水遣りをしてくれたのだけど、私が大切にしている綿の芽の1本がだらーんと倒れてしまっていて、かなりショックだった。あのこたちは繊細だからゆるいやさしい水をかけないとだめなのに。寝坊した私が悪い。それで、二度と、水遣りを人に任せたりしないよう、ちゃんと自分でやろうと心に決めた。
ガレージ裏の草がぼうぼうになっているのに前から気になっていて。いつか思い切って草引きをやらなくちゃなと思っていた。
きょうは仕事は休みだし、空は曇っているし、ちょうどもえるゴミの日だから引いた草を出せる。よし! とぼうぼうのなかへ入っていく。わーすごいな。思っていたより繁っている。汗だくになりながらようやくおわったのが7時50分くらい。つづけて玄関まわりの鉢の花柄を摘む。
すると、なんだかお祭りみたいな気配がして、振り向いたら、集団登校の小学生の列が坂を下ってきているのだった。ああ、きょうから学校、始まったんだなと思う。
見守りおじさんが旗を持ってうちの前の道路を渡る誘導をしている。
「一年生か、はじめて見る顔やな」
「ほんまにめっちゃ待ったわ~」
「めっちゃ待ったか~」
とかいいながら楽しそうに渡ってくる。そうだよね、4月からずっと待ってたんだもんね。
10時ごろ、郵便局へ向かっていたら、もう下校の一年生たちが前からやってきた。ちゃんと並んで当番のお母さんについて歩いている。みんなマスクもして。えらいえらい、暑いのに。マスクをしていてもそのなかの笑顔がわかる。友達と一緒で嬉しそう。
がんばってねと思いながら、私のほうがなんだか力をもらったようだった。