昨晩、友人へ明日極楽寺へ登らんか?とメールしたら「この雪ですから、ご遠慮します」とへたれな返事が来て、やれやれ。
まあ、しようが無いかと思っていたら、朝、「急遽行くことにした」と電話でたたき起こされた。どうなっとるんか?
と思いつつも、空撮やらを終えて電車に飛び乗った。
雪がまるで櫻の花のように咲いている。
皆さん結構重装備であるらしく、以前から山門には「アイゼン禁止」と書かれているが、この程度の雪では邪魔なんじゃがのう・・・
登山中に出会った2名も、靴に装着するゴム製の滑り止めとスパッツで完璧装備。
山頂から廿日市を望む
先日31日とはまた違った趣であります。
初詣をすませて、山を北に向かう。
蛇の池への路
凍っているのではなさそうだが、一応、そういう事にしておこう。
対岸の東屋へ向かう。
家から持ってきた正月料理の残りのスペアリブで乾杯!
ガスの勢いがさすがに悪い。気温10度までしか使えないガスを使っているのだからしょうがないね。
とろとろしてたらバスの席が無くなるので、アルカディアへ向けて出発。
ちびアイゼンを靴に装着。具合がいいわい。体重が重いのですぐに滑る方だが、今回はそういうことはない。
15年前のアイゼン、とっくにゴムひもが切れていて、タイヤチューブで止めるように治しているけど、靴がしっかりしていれば、紐の方が切れず良いのじゃないかと感じもする。
友人は、数年前にあげたちびアイゼンを無くしてしまっていたが、新雪が路の脇にあったから、大して滑りもせずに歩いていた。
アルカディアに到着したが、2時のバスまであんまり時間が無かったので、風呂には入らずじまい。
バスは30名弱の定員の所、10人程度しか乗らなかった。
バスに家族連れが2組乗ってきたが、自家用車を使わない泊まり込み旅行って、なんかホノボノとした感じで好感が持てる。
下りた廿日市市役所近くの京都大将でカンパーイ
ここ半年、老けてきたなあと思っていたが、今日は朝から山へ行くと言ってくるし、休憩も余りせず、登山中に全く弱音を吐かず登った(今までではあり得んことです)。
大将で話をするときの顔は、生き生きとしている。
なにやら老人下降曲線生活から脱却する意志を持ったようだ。良いことである。昨年26日のツンツン事件がきっかけなのかな?