ここ2週間ほど、SGちゃんを訪問すると「ホームも医者も真面目に対応しない、どうにかならないか」と語気を荒げて話していたので、毎回1時間以上かけてなだめるような状態が続いていた。
先週の木曜にはホームへ苦情を言って18日に病院へ行く予定だったところを1週間前倒しにして11日に行くと語っていた。
が、「本日12月14日朝5時頃に彼が自殺した」という連絡が朝9時に入った。
先週の10日木曜日に今読んでいる本「断捨離」の話をしたら、話の内容をえらく気に入ってくれて、ちょっと嬉しかったのだが、まさか全てを断ってしまうとは。
以前から「このまま死を待つしかないのか」と言っていたが、そこまで思いつめるような診断結果だったのか。
治りは遅いが、いつかは二人で故郷の熊本まで車で旅行したいと願っていたのに。
夕方、奥さんから電話が入った。1年半前に倒れた時から多発性の症状で今まで生きていたことが不思議な状態であったと。
この事は本人には言っていなかったと。
やはり、先週の12日に検査を受けて、医師から治らないと宣告されたのがきっかけだったようだ。
今から一緒に遊ぶはずだったのに、何のための人生だったのか・・・
不条理だ。
釣りに行きたがっていたのにとうとう連れていけなかった。(危険すぎて無理だった)
カラオケスナック、寿司とステーキを外に連れ出して食べさせることができたのがせめてもの救いか。
これを書いていて、胃がキリキリと痛み出した。早く寝よう・・・