昨年春に前立腺癌になったHRT氏を交えて5名でパセーラの野の葡萄にて実施。
HRT氏は、就職先が私と同じだったが意に沿わない部門を強制されることを嫌って辞職し、資格を取り直して小学校の先生になり最後の頃は海外日本人学校の校長などを歴任していたが、退職直前の昨年春先に癌が見つかり治療に専念をしていた。
非常な努力家で波乱万丈の人生を歩んできた結果、なぜこの期に及んでと思ったが、校長って職はストレスが大きいのだろうなあ。
彼は一昨年に血尿が出たので、廿日市にあるJ○病院を訪れ一般的な泌尿器系治療を受けていた。
が、9か月経ったある日突然にPSA検査を実施した結果、ステージ4の末期癌と宣告された。
あまりにひどい話じゃないか。
早期発見していれば治癒率が高い癌のはずであるが、9か月も簡易な血液も検査をせず放っておいた結果、末期がんの診断を出すなどどうなっているのかと思わざるを得ない。
現職場の隣席の先輩も、何も問題なかったとする人間ドック結果が、一気に内蔵5か所からの癌摘出、その後も時期を置かず肝臓へ転移するなど惨憺たる有様。
健康診断も医者もアテにならないという最悪例が周囲に頻発した。
彼は広大にてダビンチでの手術を受けた後、現在はホルモン治療を継続しているが、残された時間は1年半程度かもしれない。
現在は、宮島や比治山神社で神主資格を生かして御朱印を書いているそうである。
木曜日には大学まで剣道の防具や木刀等を持って行って、初心者に使ってもらうようお願いしたが、最近は留学生が入部することが結構あるので、使えると喜んでもらえた。
この話をしたら、HRT先生の防具は非常に高価な物なので渋っていたが、こういった用途もある得るのかも。