先日、フィラメント防湿庫を作ったが柔らかいTPU素材など持ってないのでパイプの先を封止できない。
木工ボンドのキャップの様な蓋が必要なのだ。
やむを得ず現在は消しゴムで蓋をしている。
何とかならんかと考えた。
セリアで売っているらしい「スイーツデコ用型どり材」なる製品があった。
2剤を混ぜ合わせてシリコーンで型を作るものらしい。
食品に使えるので無害なんだろう。これが良いかも??
と思ってたら、「おゆまるくん」が机の中に眠っていたのを思い出した。
当時、1個貝を作ったまま放置してました。
6年前のものだが劣化した様子はない。
これでキャップを作ればOKじゃね?
ただし、湯につけてこね回すと中に水分を閉じ込めるらしいので、あまりよくない。
素材はポリエチレン樹脂(エラストマー)だそうで、80度程度で柔らかくなるため耐熱性はない。
(正確には、ポリカプロラクトン(平均分子量約5×104)に塩素化パラフィンを混ぜたものらしい)
でも今回の用途には使えそうだ。
キャップと留め輪っかは溶着すればいいんじゃないか?
今回はこれで作ってみよう。
木型を作ってキャップ紛失防止ひも付きを作っても見たが出来上がりはイマイチ
しかも取り出せなくなったので型枠を破壊せざるを得なくなった。(1個に1型が必要かいっ)
おまけに少し成形しようとドライヤーでアブったら溶けて形がグダグダ。
ダメじゃこりゃ
右から、手ごね、シャーペンのキャップ、スペーサでやってみたが、スペーサが一番よさげ。
結局、ダボ穴ドリルガイド用に持っていた内径8mmの鉄パイプを使うことにした。
使ったのは、スペーサパイプ(内径8mm*30㎜ 2本で100円)、コンビニ箸、ドライヤー、陶器製の小鉢、100均の「おゆまる」、カッターナイフ
まずは、おゆまるをドライヤーで熱して8mm以下の円柱にする。(80度程度で柔らかくなる)
小鉢の中へおゆまるとパイプを入れて、もう一度ドライヤーで加熱する。
パイプにおゆまるをネジ込んで、反対側から鉛筆の尻で少し押し戻して、内部で円柱状に成型する。
冷めないうちに、コンビニの箸のとがった方を中心軸を外さないように15mm程度差し込む。
完全に冷めるのを待っておゆまるを引き出す。(早いと破断する)
カッターでバリを切り取って完成
おゆまるから空気漏れしていないか、パイプを通したり息で吸ってみるなどして密封度を確認する。
致死性毒ガスを扱うのではないのでこんなもんで十分ではないかと、勝手に納得してる。
出来上がり。
100円分のおゆまると、スペーサ管(ホムセンで2本で100円少々)+コンビニ箸で作れるので超コスパ
しくじったら何回でもリトライできるのが嬉しい。
耐熱性が要る場合はセリアのシリコンの方が良さそうだが型が必須なので敷居は高そう。
後日、紛失防止ストッパも作成(2021/10/22)
平らな板を作って、丸と棒を切り出し、熱したキリで穴開けて
キャップと溶接
なかなかいい感じである。
溶接にライターを使ったが誤って燃やすとススが黒く混じりこむのがイカン
専用の安い半田ごてが欲しいところである。100均にないかな?
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本日のもう一個の工作 付箋紙立て
机の中であちこちに散らばってもうぐちゃぐちゃ
よく使うので机上に出しておくことにした。(加齢で物忘れするから)
サランラップの芯と余り紙を糊で接着。約10分
3Dプリンタではありませんw