結論:Z軸の制御不調によってZ隙間が乱れていた事が原因での定着不良だったのかも。
対処は簡単だった。今回から紙がガサガサ擦れる程度に調整します。
今までスレない程度にしてたのがだんだん上手くいかなくなってきていたのかもしれない。
もしかするとテーブルのコーティングが完全に無くなって来ているのと同期していたのかな?
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まずは、左右のZ軸位置がずれて水平になっていない状態から開始(10mm程)
なんでだ?孫がいたずらしたとも思えないし・・前回終了時におかしくなってたのか?
印刷開始するも10mm程空中から描画を開始・・
Z軸HOME設定画面を使ってHOMEを設定した。
今度はスカートが全然定着せず、上空へ立ち上がった状態で印刷をする。 =>ここでZ軸密着調整の必要性に気付くべきであった。
大体第一層目はヘッドが吐出したフィラメントが平たく潰されているはずなのだ。
上記写真を見れば分かるが、フィラメントはかろうじてカスッて付いているが大半はヘッド周辺に蓄積していき、何かのタイミングで玉になる。
で、出来上がった玉にヘッドが引っかかって、簡単に造形物が吹っ飛ぶ。
だが、機械不調に気をやられ冷静さを失っていたのか、老化現象で頭が固くなったのか、森に迷い込んでしまった。
清掃してものりを塗っても全然改善しない。
見ていると同じ場所で玉になったフィラメントが上部に立ち上がって、それをヘッドが引っかけてモジャになる。
数週間前は全く無問題でサクサク印刷できていたのに。
季節が変わった以外の要因はない。
しょうがないので、下記「一般対策」サイト様を参考に、定着改善のパラメータを変えてみた。
Fuson360代替のCAD学習をやってるヒマがないので、古いモデルを使うしかない。
三角ガイドをひっくり返して底面一層だけを印刷して試験する作戦
【1】
設定をBasicー>Advansedにして
1 薄い三角形を印刷する
一層目の波打ちが無ければOK
2 糊+清掃
3 プレート温度を65->70にした
=> ムラが激しい
よく見ると横1ライン印刷するたび1つ前のラインを剥がして少し波打たせている。
普通は次のラインによって押さえられてなんとか平面を印刷できてはいるが・・・
これが乱れると数ミリ立ち上がったゴミができて、後にヘッド移動によって引っ掛けられて破綻する。
【2】
4 初期レイヤー速度を20mm->10mmにした
5 初期ファン速度を30%=>10%にした
標準ファン速度は70%で、そのまま
=> 多少は改善したかのように見えるが・・
【3】
複数個セット印刷は危険なので1個で印刷したが、
ブリムの端っこが跳ね上がってしまっている・・・引っかかれば確実に失敗する。
かろうじて印刷が終わったが、底面はまだまだ乱れている。
ダメじゃわ・・・
秋プラもあと4日しか無いので、こんなモンに関わってる暇はない。
本日作成のゴミ
---次週に続く---
ホットエンドを高温にするとヘッド内で黒色の物質が生じやすくなり、詰まり原因となるようだ。
これ以上はあげないほうが良さげである。
温度よりテーブル側を工夫するのが良いと思う。
ペット樹脂の窓用すりガラス型防犯シートが良いとか書いてありますが、まずは手持ち資材からですね。
来週以降での試行錯誤予定
・ 手持ちのヘアスプレーを吹いてみる
・ フィラメントを飼った際におまけで付いてきた「ビルドタック」を使ってみる。
「ビルトタック」はPLAYの場合接着が強すぎるらしく、ポリカフィルムを使うと適度にくっ付くらしい。
・マスキングテープの使用
3Mのマスキングテープで和紙タイプの343(緑色)若しくは243(黄色)が安いようです。
・ 1層目の印刷幅を140%辺りにしてみる
・ 下記「一般対策サイト」であれこれやってもダメな場合「フィラメントの吸湿」が原因かも?と書いてあった。
一回、鍋に入れて熱してみましょうか?溶けないように気をつけて。
・そもそも白色フィラメントは混ぜ物が多く接着が悪い可能性があるらしい。
透明系のPETGでやってみるかな?
--- 対策サイト ---
ケープの勧め
いろんな対策の紹介(あれこれ苦労されてます。ABSジュースという手もあるのか)