酒と薔薇の日々(その2)

好きなことだけ求めて生きるアスペ気味のINTJ人

フィラメント防湿庫のハンガーを急いで作る(強度を増すにはWall/TOP/infil値等を加減)

2021年10月06日 19時06分08秒 | 3Dプリンタ

上高地3D地図をばっちり失敗し、速攻で防湿リール保管庫の部品を印刷することに。
印刷中は暇なので、次のデータを探す時間に充てている。

昨晩すでに麦茶さん動画からダウンロードしていたのでスライスして速攻印刷開始

充填率30%で0.3mm積層、6時間程度かな。
立体地図のあの頑強さから十分だと思った。

実際のところ強度的にどうなのかよくわからない。
左右2点支持だしPLAは固いから大丈夫じゃないかな?と甘く見ている。

フィラメントの吸湿なんて言ってられない事態なのだ。現在湿度は31%程度
ATOM-CAM2はネコ監視を中止してプリンタ監視に転用
ネコはフェンス上のプラダン壁ブロックを設置して以来、来ていないようだし。

今回は釣り下げ方式なので脱線は起きないだろう。
そもそもベアリングの必要性に疑問を持っていたし。

ところがっ

印刷開始した後で「Wall値」を大きくしないとまずいという記事を発見・・・

結論から言うと「ウオール」「トップ / ボトム」「インフィル」を変える。(上記は規定値です。)

(参考サイトを読んだ結果Wall厚さはヘッドの整数倍にするべし、と。
なので私の場合は 0.4 x n が正解です。)

むむむ、現在値は1.2mm 薄すぎかな?

 

比較してみた。強度は全然違うようだ。
厚さを1.2->3mmにするとライン数も自動で 7 にアップされた。(正解は 3.2 )

1.2mmでも印刷中の円柱充填率を見ればそこそこ丈夫そうですが。
そう言えば Fusion360の実習にも添え木を当てる(リブ)みたいな機能があったな。

こういう素養が皆無の私はどうしたらいいんでしょう。
CURAの本も無さそうだし。

いずれにせよ今回は手遅れであります。
そもそも自分で設計するならパイプは塩ビ管か何かを切って使う。(強度も時間も有利。長さからくる失敗も皆無)
はようFusion360勉強しなくては!

【参考】

 強度のあげ方(Wallはここに書いてあった)

 ヘッド温度とか&速度設定など

 

 

6時間17分かかって完璧な出来上がり!
強度も十分そうな感じ。
地図と違って底面が狭いのでペリッと剥がれました。


大型地図は半分成功 orz

2021年10月06日 18時37分15秒 | 3Dプリンタ

先日の鈴ケ峯3D地図に気を良くして、今度は知人が今夏北海道で登った「幌尻岳」を印刷

手前左が鈴が峰 15cm四方 Y軸方向に1.5倍拡大 約8時間
充填率10% 積層0.3mm あとはPLA規定値

右奥が幌尻岳 18.5cm角 Y軸拡大無し同上条件で19時間5分
完璧!

それに更に気をよくして「穂高連邦と上高地」に挑戦

条件は幌尻と同じで18時間予想。いい感じで印刷してたのだが

やりました!失敗
気づいたときには、ヘッドがかなり上まで引き上げられている状態だった。
原因はリールの脱線で抵抗が増えた結果のフィラメント断線のようだ。
フィラメントを箱から引き出そうとしても動かなかった。
80%程度まで行ってたのに!!

再開機能があるはずなので慌ててフィラメントを引っこ抜いて再セット
コンティニューを押すも、なぜか空中で継続印刷をするばかり・・・
時間がたつとヘッドをかなり上まで引き上げてしまうのか?(※最終行参照)

電源断からの再開ができたはずだとマニュアルを読むが・・・G5コードを書き込む場所が判らん。
お勉強不足というかちょっとレベルが高すぎで間に合いません。
ググるけど残念ながら対応がよくわからない。
上高地・穂高は諦め、台座からペンチで引きはがした。

まあ、ここまで失敗なしだったのが不思議であります。
原因は私の段ボール工作の適当さである。
だんだん隙間が広がってリールが脱線・はまり込んだようだ。
500gほどフィラメントを使ううち、緩かったダボが一か所段ボールから外れていた。
自己責任 orz
デカいのでリールの1/4ほどの無駄(700円)。ちょっと痛かった。
皆さん安いリールを探すのが分かる。

メゲずにリールホルダの印字を速攻で開始

いい景色になっていたはず。
失敗作は塗装の練習にでも使います。

地図系は密着力が強いので付属スクレイパーを使って剥がすんだけど、台座に傷が付くねえ・・・

反省:エラー時の信号をメールで送るとかできないのかなあ。ブザー音を拾うとか、どこかの端子がHI->Lowになるのを検知するとかさ。

【追記】
ATOM監視カメラ動画を見直してみたところ、数時間前からフィラメント送り込みが止まってしまい
停止直前にはヘッドは空中数センチ上空をむなしく動いているばかりであった。
切れたところからフィラメントを入れてコンティニューしても、ヘッドが下がらずどうにもならなかった理由がこれ。
たまたま異常に気づく直前にフィラメント切れが起きていたようだ。
多分だがフィラメント送り機構内でギアの空転が重なり千切れたのではないか?

むしろヘッドの空焚きで、こびり付きとか詰まりが起きてなくて良かったです。