酒と薔薇の日々(その2)

好きなことだけ求めて生きるアスペ気味のINTJ人

ボットネットを使った新手口の不当請求か?

2016年07月05日 22時25分20秒 | コンピュータ

同期のMEOK氏の息子さん、違法動画アップロードで150万円の損害賠償で訴えられ地裁から呼び出しが。

初めは、ああまた不当請求かと思ったのだが、確かに公印がつかれた正規の召喚状であった。

急きょ夕方会って息子から話を聞いたが、

かれこれ1年前に自宅(のIPアドレス)からFCxへアダルト動画をUPしたので著作権侵害で150万円を損害賠償せよと言ってきている。

プロバイダの回線契約回答とFCxのログIPがその証拠だと。

本人は全くそのような心当たりはないと憤慨している。が、ここまで証拠を出されると事態は深刻だ。

しかし話を聞くと、本人は当日飲み会で知人と飲んでいる時間帯にアップされており、その時飲み会の様子をLINEで友人とやり取りしている履歴も残っているらしい。

しかも、当時のパソコンは使わなくなって押し入れに入れたままになっていると。それなら起動履歴も残っているだろうし。(電源OFFならどうやってIPが出たのかそこは不明)

誰が飲み会から自宅PCを遠隔して、しかも自宅IPを使って違法動画をアップするってんだよ!

少なくとも裁判官の心証は無関係に傾くだろうね。

彼は本当に運がいい。

これを軸に抗弁書を書くことになった。

(画像はIPA 情報処理推進機構から転載 https://www.ipa.go.jp/security/antivirus/bot.html)

本人潔白だとすると、ウイルス感染とか遠隔操作が考えられる。

真犯人と訴えた会社はグルの可能性だってある。

例えば、

真犯人Xはボットを購入し、彼のパソコンを使って遠隔で違法ファイルをアップロードし、PCの情報等を抜いてボット自身を消去。

真犯人Xは、著作権を持つ会社にそのUP情報を売り飛ばす。

著作権保有会社はFCxのログとプロバイダ契約を集めて民事訴訟を起こす・・・

うーむ、ひどい話だ。

誰が被害にあってもおかしくない話だ。普通は自宅にいなかったことなどは証明できない。

明日は我が身・・・

相談が終わって、同期とバスセンターで一杯。

1000円のほろ酔いセット。串揚げは旨かったでござる。