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Vespa Garage MIKURIYA'S BLOG

Vespa Garage MIKURIYAのブログ

Vespa Vintage フラマグ側のオイルシール交換なんだけど

2023-07-20 | 50s・100・125ET3/2015~

大雨明けに調子が悪いと引き取り要請の50s。引き上げてきても別に普通に始動するし、アイドリングも安定・・・まああれだけの雨だったので?それとも浜に近い職場だから?まあ色々考えるがキャブはギトギトだったので一旦分解清掃。ポイント面も荒れてるといえばだけど・・・で、オイルシールに滲み。これは症状的に関係ないのだけど気になったので交換。で、工具なんですけどね、いつもどっちか相性のいい奴にしています。まあどちらかいうと右のが出番多いかな?どっちもどこで買ったか覚えていない・・・

で、フラマグを再度装着するのですけど・・・フラマグの外し・装着なんてのはプーラーも安いし誰でも気軽にやりますよね・・・で、一応ここで注意喚起?このキーが当然大事なわけよね。で、センターのナットをインパクトとかで外す人で装着時もガガガってやる方がたまにおられますけど、私はすすめないですね。

写真撮りながらだから例としてですけど。フラマグのセンターナットをインパクトとかでガガガって強力にやってしまうとですね・・・まあ緩むと怖いのは分かるんですけど、テーパーに食い込んでるからね。やりすぎるとキーが折れてフラマグが固定されないってか点火時期がアレレなんてなる可能性がありますので、手締めで十分です。フラマグを支える工具を使いましょう。緩みが怖いならネジロック剤使ったがよいかと(適度なやつね)で、ET3とかPXはどうすんの?で、フィンを使う工具ありますよね。あれは若干怖くて私は使わない・・・ベルトで絞めたりとかその状況で考えます。今でも時々お尋ねあることありますので、少し気になったので記しておきます。


Vespa125ET3 CDIユニットが不調のようです・・・

2023-06-20 | 50s・100・125ET3/2015~

走行中にガス欠のように止まってそれからうんともすんとも・・・だそうです。本人がプラグ交換はしたけどと。引き取り時にキックしても特に違和感は無い。プラグ・プラグキャップ・プラグコードも確認。で、一度メインキーからCDIユニットへのコードも解除して・・・どこかでリークの可能性もなくなり。

ステーターコイルからの緑・白。赤・白の間でチェックはできますけどね・・・あれでもろにコレだ!ってのに出くわす事少ないからね、ちょっと順番飛ばしてステーターを見る。で、予想は外れてかなり綺麗。ここが油まみれで配線が隣と融着って事も無し。ついでにオイルシールも良好。

そんなわけでやはりこちらに再度回ってステーター線のチェック。各抵抗値は問題なし・・・まあ常温ではね。熱持ってくるとまた話は別だけど現時点火花は飛んでないのでね。で、CDIユニットを交換したら火花バチバチ・・・まあある日突然ってのはまあある話。ましてや何年経過してるんだって。とりあえずここで始動・走行・再始動を見ていきます。

 


Vespa 50S ポイントのカム

2023-05-15 | 50s・100・125ET3/2015~

OT氏の50s・・・まあだいぶくたびれてはいるんですがね。まだ店が平尾にあったころからのお客様だから長いと言えば長い。まあそれでも幾度の危機を乗り越えてってのは大袈裟ですがね。で、いよいよなんですかね?なんて言われて置いて行かれたのですが(もちろん代車はお出ししてますが)・・・昨日は他に修理やら引き取りやら多くて手つかずで今日始動。一発で始動。最初は悪くないけど・・・段々怪しくなる。しかしまあポイントだろなってフラマグ開けて・・・ちょっと触ると何かがコロン!って落ちた。これ、ポイントのカムっていうかね。それがやっとこ取りついていただけでグラグラだったんですね。ポイント交換とついでにフラマグ側のシール交換して安定動作。明日以降試運転して様子見します。


Vespa Vintage フロントサス固着外し

2023-04-24 | 50s・100・125ET3/2015~

一定のファン?がいる固着外し物です・・・こういうのは乗り物がなんだとか関係ないからね。で、今預かってる修理車がね、だいたい終わってるんだけど予算的にフロントサス新品とかはね~で、ベスパ特有のカックンブレーキは放置やな~と思ってたら最後に点検してたら全く動いてなくて衝撃はゴムブッシュで全部受け止め。で、固着して当然外れないから交換もできない・・・で、どうする?グリグリ動かして外れてくれれば・・・時間の無駄でした。

まあね時間かければ取れたとは思う。その場合はサスはなんとか生きてれば下のブッシュとカラーさえあれば再利用・・・なんだけどね。倉庫を漁ってみたらなんとVintage のフロントサスはほとんど無い!だからゴミみたいなの、ブッシュだけ使えるとかそんなのも無し。それなら時間の無駄なんで中古に交換するためにはここから外すしかない・・・横一列にドリルで穴開けていく。一列のみで大丈夫。あとは少し小突いたら開きますので・・・

で、大元の原因である固着。ハブ本体のみなので作業しやすく、注油、トーチで炙る、を繰り返してグリグリ・・。で、抜ける。で、交換した中古サスはそんなに良くなくていつものノーズダイブ大き目な感じ。まあ中古レベルだとこんなもんでしょ・・・

あとは延々試運転かね~


Vintage 4枚クラッチのセンター出し?

2023-04-22 | 50s・100・125ET3/2015~

長らく咳き込んでましたが・・・って咳は治まったのはいつだったか?ってくらい忘れるくらいに回復しまして、事故は一定の療養期間の後に首は良くなったけど以前から痛めていた肩が何故だかひどくなって・・・回るんだけどね。変な痛み・・・基本マスクをしないといけないのが辛い。息が続かない・・・そんなだから店では私マスクしてない事多いから気になる人は対処してくださいね。

で、溜まったというほど仕事受けてませんがそれでも以前からの頼まれごと。四枚の強化クラッチって奴ですね。これ切れないとか色々言うかたも時々おられます。もちろん個体差もあるでしょうし、ベスパ側にもね・・・だけど私はコレで苦労したことはほとんどないな~ようはスプリングを完全に締め上げた時に板が均等に接地してれば良いのですよ。そりゃ何も考えずに付属のスプリングを専用工具でガンガン締め上げても一部斜めになったりする場合もある!で、そこでスプリングも含めて全体が均等に収まるようにすると良いのですよ。

ゴールデンウィークは普通に休みます。あけたら以前のペースで仕事できるはずです。ただいま体調みながら試運転って感じです。ご迷惑おかけしました。

今日は荷物の関係で早めに帰ります。

 

 


定番の・・・125ET3スロー詰まり

2022-08-18 | 50s・100・125ET3/2015~

HGさんから力がないと言うかなんと言うか・・・とかアイドリングが・・・ってこんな時はまあいつものコレですかね。ここは外からできるからとりあえず見るかと。で、微細な糸くず・・・でも立派に影響あり。掃除して終わり。最近ここ見るの増えてきたような気がするな・・・


Vespa50s 再始動はスンナリしないで・・・

2022-03-10 | 50s・100・125ET3/2015~

Vespa50sの見積もり作業中・・・まあ見積もりだから最低限の作業でなるだけ全部把握したいわけなんですが・・・で、先日数日おいての再始動が良くないわけでね、そういう場合はたいていオーバーフローに原因あり(まあ微妙に流れ込んでてそれが数日ならまあまあな量に)もちろんコックはオフにしていてもですよ。で、外から見える範囲でバンジョーを交換したので今日はスンナリいくはずが・・・まずは最初の?でキックがヌルン・・・なんですよ。アレ?ってことはクラッチが滑ってる・・・まあかなり固い握りでしたのと店の周囲を一周しただけですけど確かに上滑りな感じはありましたが・・・たったあれだけの試走でね。この辺は一旦ワイヤー解除して問題先送りでね。で、キック復活しても始動しない・・・ポイントを直接確認したくてフラマグを見る・・・ナットの雰囲気では一度は開けてますね・・・これだから。

おそろしく程度の良い車両なので中身もまあ傷んではない。当たり前だけど。

ポイント面が長年放置のせいか、そこそこ腐食していたので磨きなおして・・・で、でも始動はモゴモゴ・・・うんともすんともではないけど・・・で、キャブは再度洗浄してフロートニードルを対策品に変更。最初からやれば良かったとも思うけど必ずしもそれが原因とも不明なので。当たり面磨きでもダメならキャブそのものと・・・まあどちらにせよ重複した部分は除きますので工賃加算はありませんのでご心配なく。で、ようやく始動。しかしこれで上の伸びも安定して本来の走りを取り戻していますが・・・クラッチは不安定かもですね・・・とにかく明日再度の再始動性の確認で全容がつかめそうです。思いのほか苦労してるな・・・

 


Vespa50s 数日おいての再始動は・・・?

2022-03-08 | 50s・100・125ET3/2015~

本来なら昨日やるはずでしたが・・・最近忙しいわりに体が動かなくてスイマセン。で、再始動!チョーク引いてキックして・・・アレ?数回キックくらいはまあ・・・アレ?で、始動はしたがなんかイマイチ?試運転では伸びが無い・・・なんなのか?まあストップ点灯しっぱなとかブレーキの利き具合は確認できたからまあ良し。

で、キャブを覗くと・・・薄っすら・・・ホントに薄っすらとホースが差し込んであるバンジョー部分の根元。プラのネットフィルターが挟み込んであってそのスカート部分が見えますよね。その周囲を良く良く見るとジワ~とほんの微かに。最近これ多いような。たまたま放置日数が一日伸びたからかここは悪影響与えてますね。まあこうでも何の影響もない場合が多々ですが。とりあえずここは交換。常時の始動性は変わらずで良好。なんだけどどうも上の伸びが変・・・やはり再度キャブ洗わないとかもね。まあとりあえずこの状態で再始動性の確認。そののちで走りの確認かと。結局またまた見直しですね・・・

 


Vespa50s 休眠してたそうですが・・・

2022-03-05 | 50s・100・125ET3/2015~

SM氏から依頼で昨日引き上げた車両やってます・・・昨日は忙しかったものでスイマセン。いきなりキックとかはしないで覗きます。注油もしてソロリソロリとフラマグ動かして・・・まあそんな事しなくてもたいていは大丈夫ですが一応念のため。10年くらい放置との事でしたので・・・特に問題なしみたい。

放置車両で一番嫌なのがタンクの腐り。まあ覚悟はしていたのですが・・・全然大丈夫です。保管状態というかタンク内の状態やらガソリンが変質してないとかまあ色々ですがとにかくこれはラッキーです。タンクのコックレバーは固まってましたのでレバーのみの交換(プラの取っ手だけがクルクル~なので)

ってことは出口の光が早々に差し込んできましてキャブをば・・・ホコリまみれですが、状態は良し。中身の腐りも無し。フロート室のパッキン交換等々

気になったのはフロントブレーキの戻りが悪い事。ここは本格的にやるならシャフトを打ちぬかないと・・・なんですが各部注油してるうちに作動・・・一旦様子見かな?ロックはしないです。タイヤは前後とも・・・この辺は相談しないとですね。

で、あっさりとは言わずに最初はグズッてましてが無事に始動。各部灯火類も無事点灯・点滅。マフラーは棒でゴシゴシで復活しました。

ハンドル内部は綺麗すぎな位で油っ気無し。注油して各所もスムーズ。最後の方の新車だそうでえらく程度がよろしいです。明日は休みなので明後日以降に試運転の予定。今日から放置して次回の始動がスムーズが確認の為です。

 

 


Vespa50s オーバーフロー等

2021-11-01 | 50s・100・125ET3/2015~

KN氏から依頼のあった50sの修理ですが・・・進めてますよ。先月から。以前にお預かりしたのが記録では2019年の11月末。で、12月に修理完了してますが。当店管理車両ではありませんでしたので、極上車両とはいえ中身がどの辺まで・・・って不明なのとまあ単純にオーバーフローだからとその周辺を修理させていただいてましたね。他の目視部分で?な部分は現時点良好なので触らず。まあ実際に2019/12から現在の2021/11まで動いてたようですのでね。で、またまたオーバーフローです。

前回もそうだったのですがフロート室にはキラキラ・・・かなり細かいのですがね。取り切れてなかったのか?

前回も指摘させていただいた中にキャブが汚いというのがありましてね。まあ私の処に修理入ってくる前もこのキャブで快調に走行していたという事で前回はしつこく各穴を掃除して・・・でしたがね。今回はKN氏が事前にキャブの新品を手配されていたのでいっそのこと交換です。まあ気分も良くなるしね。

で、ここまでが10月の話でね。キャブ交換してあっさり始動・アイドリングその他も良好・・・だったのですが一度だけパーンとなりましてね・・・まあかなりオーバーフロー進んで被っていたからその部分でなったんでしょう・・・おそらくね。プラグ交換後はしませんよ。しかしね・・・以前フラマグの中覗いた時に気にはなっていたのですがね、これまたどこまで弄ってるか不明でしたのでね。あえて触りませんでした、前回は。そこまでしっかり見ろよ!なんでしょうけどね。稀にね、フラマグ外したらキー溝がボロボロでハイ終了~とかあったりもするからね・・・なのでリスクを考えて現状良好だからとの判断でしたが・・・今回は開けます。円盤内側に結構なゴミですね。

クランクシャフトは結構錆びありますが、キー溝その他はしっかりしてますので一安心。全体的に汚いので清掃。

なんと表現していいか、なんだかな~な感じですがまあ大丈夫でしょう。

良く見たらフラマグ側オイルシールは青い高級品?に交換してありましたね。また配線も一度全て引き直してあります。それなりに手は入っていたようですね。

ポイント調整マイナスネジの頭が少しだけ齧ってるだけですね。接点を磨いて終了です。現在良好な動作ですので後は試運転かな~