年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

前向きとなる火事へ

2017年08月05日 | 築地市場にて

築地場外市場の火事で得意先が3軒被災した。それぞれ今の所廃業することはないと聞く。後は築地場外と人と中央区の支援で復活に向けて動くしかない。金の問題より意地の問題である。

 再建の鍵は被災地内の墓地をどうするかが問題となる。築地場外市場内にある妙泉寺というビルがある。もと1階に漬物業者が店舗として入っていた時、2階が事務所でその上が寺院の本堂で屋上にお墓がある。墓に供える線香が上空にいけるように配慮したと言う。

 被災地は約300坪ある。墓地が中心部にあり、墓地を除くとカタカナのコの字型の土地しか残らない。墓地を屋上に移転し、下を再開発することに話がまとまればよいがどうなることやら。再開発に時間がかかるので今築地で増えているホテルということもありうる。風情の消えたビル街になるかもしれない。

 この被災地再開発が小池知事の築地市場再移転論にどのような影響を与えるのだろうか。

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