年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

明治43年 べったら市

2006年09月09日 | べったら市
明治43年10月20日東京毎日新聞
昨夜のべったら市
19日のべったら市は朝よりの好天気で諸商人は早朝より出店して浅漬店は人形町通りより大伝馬町にかけて70余り、このほか雑貨店500余り出店しかなりの人出に売れ行きがよく夜に入って非常な賑わいにて東京鉄道会社は人形町通りに数十名の監督及び人夫を配置して線路を警戒し堀留・横山の両分署にては署員総出で警戒をしたと言う。

明治43年頃からべったら市の露天商の数が今では信じられない位の出店数となる。詳しい資料はまだ見つからないが明治43年頃から大正中頃までが最も賑わっていたのではないのだろうか。しかし、雨天には勝てなかった。
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