年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

軟風漫筆

2014年09月16日 | 福神漬

 

近代デジタルライブラリより

国会図書館では絶対借り出すことはないだろう。パソコン上で気楽に検索できるのですぐにアクセス。

 梅亭金鵞の経歴が書かれていた。父は柳剛流の剣客吉田勝乃丞の次男として生まれる。やはり、剣術に関係していた。一時は剣術で名を上げていたようだが瓜生家に養子となると文化人と交わるようになると、池之端に住んでいた松亭金水の門下となってしまった。見よう見まねで戯作をするようになったようだ。

 剣術から彼の命名した福神漬に入っている(なた豆)には何か意味があるように思える。父吉田の勧めで2年ほど伊勢の剣客のところで修行した。山中共古のなた豆の記述から伊勢には(なた豆)に関しての色々な言い伝えがあったようだ。

 伊勢地方には(なた豆)について今でも言い伝えがあるのだろうか。江戸時代尾張本草学の影響があったかもしれない。

コメント
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