Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

アメリカ大統領の演説 

2011-01-26 18:14:46 | インポート
日本の首相の選ばれ方と、アメリカの大統領の選ばれ方は大きく違うなど、合衆国のアメリカを一口にアメリカと言ってしまい、単に日本と比べるのは、無理があると思うことがあります。

今日、TVでアメリカのオバマ大統領の年頭の一般教書演説を生中継で、全部聴きました。
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アメリカでは、上下両院合同会議で一度の演説なんですねー。

民主党・共和党の両党議員の他に立法・司法・行政や軍の幹部などの傍聴者を含め、満杯の会議場は野次もなく、節々での拍手とスタンディングオベーションで、熱気上昇の様子でした。
頻繁な拍手の時間は、演説時間の5分の一くらい(あてずっぽう)は有ったように感じました。

与党や野党が揃って熱狂的に拍手する光景が、日本で観ることは少ないことです。起立するなんてことはないのです。ずいぶんの違いです。

同時通訳での演説内容は、難しいことばかりではなく平易に訳していたせいか、魅力的な表現に引き込まれたので、 初めてのことですが、全部聴いたのです。後刻ネットで読んではみましたが、主旨は結構難解です。

オバマ大統領の演説のパフォーマンスか癖か、気付いたのは 斜め45°の方を向いて約7~10秒以内で、左右に繰り返し移動し、決して正面向きで視線を止めずの演説です。それもそのはず、左右の45°前に透明板に原稿が投影される仕掛けがあるからですよねっ。

古代エジプトの王家の像に観られるように、胸を張って目線は下向きでなく、常にやや上方なのです。演説の内容に強い自信と真実性が感じられるのは、演説のマジックかもしれません。

TVなどの報道で、その国の教育・経済・財政・防衛・環境・外交などを聴いても素人は、政治家の活動を理解することは難しいのですが、今日のオバマ大統領の演説は興味深い何かががあったです。

演説中にアジア諸国との外交・同盟関係につての件で、相手国は中国やインドを取り上げ、例として韓国を挙げていました。

当然イラク・アフガニスタン・パキスタン・イラン・北朝鮮などに対する外交問題の他に、民主化が懸念されるスーダン・チュニジアなどの国名を挙げていました。

雇用と産業をめぐる競争力の主張には説得力があったし、研究開発への投資には意欲的で、50年前のスプートニクの衝撃以来の節目だと意気込んでいました。

アメリカにとって現在の日本には関心が無いのか、日本のことは語られなかったのです。

版画の学習 

2011-01-26 00:00:56 | Arts
今日は、陽が差したけれど、冷たい風が吹きました。 ありがたいのは、除雪するほどの雪が降らなかったことです。
咳は殆ど止まったので、咳き込むことはなくなり楽になりました。

午後からの「ヒラマ画廊」のアートスタジオでの「版画教室」と、引き続いて「はぎわらギャラリー」の版画体験工房での実習手伝いを普通に進める事ができました。

アートスタジオで話題になった一つは、 銅板に塗布する新種(代用)のグランドのことでした。 ハードグランドに、ホームセンターなどで入手出来るワックス(フローリング床のコーティング用)と、アクリック絵の具のジェルメディウムを使っている人がいるので、時代の流れを感じます。

材料や創る手順は、これでなければ‥‥ということはないので、現在入手可能な材料を版画用にしていまえばいいのです。

グランドを除去するのも、今はサラダ油ですからねー。揮発性の溶剤より匂いはいいし、より安全であり、普通のスーパーマーケットで入手出来ますからねー。

容易に入手出来る点では、気軽に凹版画に親しんでもらえるので、いいことだと思います。

「ヒラマ画廊」のアートスタジオが終わるとすぐ始まったのは、はぎわらギャラリー木版画の体験学習です。

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これまでより進展して、今は4版6色刷り木版画に取り組んでいます。

鍵見当引きつけ見当の重要性を理解してもらうためには、多色刷りで体得してもらいたいのです。

それに又、刷りの技術の修得は、版木の湿度の具合を憶えて、自分に合った紙と絵の具を探しながら、何度も刷ってもらうことだと思います。

今日は4色目を重ねて試し刷りをしましたが、とても上手にできたので、イギリス娘は満面笑顔で喜びました。

言語の壁はありますが、それなりに進歩があって見通しが明るくなったので、風邪の辛さを一時忘れていました。

気だるい一日 

2011-01-24 23:19:26 | インポート
体調が良くないので、何となくぼーとなるし、行動意欲がでないのですが、少しばかり除雪作業をしました。

昼から「はぎわらギャラリー版画体験工房」で学習する予約が入っていたので、身体がだるくて辛かったけれど、始まると具合悪い身体のことを、殆ど忘れてしまい、エッチングの手助けをしました。

それでも、時々咳き込む時には、カラ元気で耐えている自分に気合いを入れて実習を進めました。

少し気分が良くなったので、ヒラマ画廊で開催中だった「渡辺信夫写真展」を少しだけ見ました。今日が最終日で4時半過ぎに、駆け込んだのですからやむを得ません。

新聞報道などで、興味深いピンホールカメラでの撮影で、ユニークな表現のことを承知していました。

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デジタルカメラが主流なのかと思われる時代で、手製のピンホールカメラを使っての写真展ですから、そのギャップの大きさを痛感します。

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清酒の一合枡が、サイズに合っているらしいのですが、基本的なカメラの知識がなくても、ソフトな表現になることは理解出来ます。

探求心旺盛な作者が、来場者に詳しく説明していましたが、手製カメラを造る楽しみもあるようです。

今どき、ピンぼけみたいに写るは、とても見るに耐えないのかと思いきや、工夫された優しい表現なので、不思議な光と影や残像のような曖昧さが、かえって新鮮な感じになるのです。

ピントが硬いことを、良しとするあまり、写るもの何でもカチンカチンの写真になる事への警鐘なのかなー。

写真の世界にはウトイけれど、こんな技法も有りだし、技法にこだわるのも有りなので、この写真展からアートとしての写真を見直すいい機会になりました。

撮れちゃったのではなく、撮ろうとして狙った写真の魅力を大切にしたいと思います。

デジタル時代の昨今は、写っていることを疑う余地が無く、兎に角撮れます、写ります。

どんな材料を使って、どういう方法で撮影したことより、どんな写真を撮ろうとしたのか、作者の意図がよく見える写真の方を好きです。

体調の良くないことからダウンタウンへ出かけるのをさし控えていたため、残念ながら この写真展の最終日にやっと間に合ったというわけで、ほんの数分の印象です。

今日は、ワープロ打ちが乱れて、ミスが多く前に進みません。思考回路が緩んでいます。

これでもう休みます。おやすみなさい。

家族連れで楽しむスキー 

2011-01-23 18:40:02 | スポーツ
咳もある風邪に取りつかれたので、家の中で休養していたため気が付かなかったのですが、久しぶりの荒天に誘われて、近くのスキー場に来てみると、今日は大雪山の遠望がよかったのだとわかりました。
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自宅の屋根に積もった雪が、勢いよく落下したので、上方から確かめるために、自宅から600mくらい離れたスキー場の駐車場に行ったのが、第一の目的でした。

      
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少し残っていますが、南側の屋根は殆ど落雪したことが、よくわかり異常の無いことで安堵しました。

午後3時過ぎになっていたので、スキー場から帰る車が連なって道路を下っていることで、スキー客が多いことで想像できました。

今日は、冬休みが終わってから初めての日曜日で、スキーにとっては、降雪後の新雪で滑られる気象条件のいい日だからでしょうか。

想像とおりに家族連れなどで賑わっていましたが、なんとも素敵な光景です。

殆どが家族連れに見えるくらい、親子の触れ合う望ましい姿ばかりが、目につくのです。

まさに、シーズンまっ盛りの様相です。

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かってこのスキー場がこんな風に盛況だった頃に、家族とスキーを楽しんだことなどを思い出しました。

こわごわ滑る子ども、特訓をしている親、滑ることが出来て歓声をあげる子ども、優しく温かい眼差しで見つめる親、滑り始めの緊張した顔のの子ども‥‥‥、刻が過ぎても微笑ましい光景は同じです。

雪に親しみ、冬のスポーツ文化を伝え継ぐことは、スキーを楽しめる環境整備も含め、大人責任でもあるように思うのです。

スキーを楽しむための体力と意欲が失せつつあって、こんな近くにスキー場があるだけに、残念なのですが‥‥‥。

雪道のナゾの突起はアート 

2011-01-22 22:59:48 | Arts
今朝は雪が積もっていなかったので、ヤッホーと叫びたくなるくらいでした。こうも毎日降り積もって除雪作業で疲労がたまっているからです。

午後辺りから又降りだしましたが、結局は7cmくらい積もった日でした。

近くに郵便ポストがないので、車で出かけましたが、国道・道道・市道共に除雪が行き届いていないために、2車線は1車線くらいの箇所があって、追い越し・対向車の危険回避でゆっくり目の車が多かったのでした。

それに又、脇道はザクザクとぬかるんだような凸凹道なのは、異常な大雪のせいです。

大雪とは関係なく、交差点のようなゆっくり目運転の雪道には、タイヤ跡に不思議な突起が出来ます。

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気温と雪の量がある条件になった場合に出来る現象のようですが、謎です。

円錐形の変形は底辺4~8cmくらいあって、突起部分がタイヤとランダムに触れるので、ガタガタの危険な不安定運転を強いられます。

砂利道運転とは別種の運転に戸惑い、ゆっくり運転をせざるを得ないのです。

     

大雪の今季は、例年よりも謎の突起面積が多いのではと、勝手に推測します。
      
       
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部分的に別な感覚で アートとして眺めると、これはコンテンポラリーアートですよねっ。

これらを、道端でジィーと眺める姿は、変なじじいにしか見えないはずです。

かまわず、車と雪と気温のコラボレーションを楽しんでいます。