Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

美術作品をTVの映像で伝える 

2011-01-11 22:27:21 | Arts
三二会なかま展」一日目の会場当番で、午後から会場に詰めていました。

出足は鈍かったのは、雪が止んだとはいえ-8℃の冷気の厳しかったためかも知れません。

来場者からの質問に答えて説明はするものの、現代アートの限らず、鑑賞する側の主観を尊重することだと思います。

後付けで作者が語るのは、鑑賞者が直視した印象へ、上乗せするのではないのです。押しつけの解説にならないように気を付けています。

来場者が最も興味深く感じてくれたのは「OB-011」というタイトルの立体物です。
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  ?  見る面や照明によって異なる「OB-011」

26×38×80cmの少し黄色みかかった半透明の筒のに中の底面と一部外側に、赤・黄・白などの球体を、ランダムに散りばめた物体です。

会場のNHK旭川放送局内のハートプラザギャラリーで開かれる展覧会の様子を殆ど毎回のように、NHK旭川放送局エリアに放映していますが、その取材で担当のキャスターから作品の説明を求められました。

後刻あらためてカメラマンとビデオ撮りが始まりましたが、TVの画像としては絵になるにか、「OB-011」と「Congratulations」を集中的に時間をかけて撮っていました。

僅か数秒の放映なのに、カメラの位置・アングル・照明をやあれやこれやとこだわった撮影振りは、さすがプロの仕事だなーと感じました。
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作品の特徴などを的確に捉えるのは、自分で自作を撮影する場合も、気を使いますが満足には撮れません。

カメラマンの観る目でどんな風に撮影されたのかに興味があります。

美術作品を写真や映像で、本物に近い感覚で観なければならないことが多いものですが、直に観ることが最良です。

映像で伝えるには限界があるので、明日の11時50分からのTV(NHK旭川放送局エリアのみ)で放映される自作が気になると同時に楽しみでもあるのです。