Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

大雪山の四季を描く展覧会

2006-09-11 23:53:40 | インポート
 9月1日から11日まで、旭川の画廊「ギャラリー ジーズ」で「大雪山の四季を描くⅥ」が開かれた。
 北海道の屋根とも言われる大雪山系の景観をテーマにした作品展を「ギャラリー ジーズ」企画で第6回目で、12人の作家が出品した。
 カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)と古くアイヌ人が呼んだのにふさわしく、それぞれが個性豊かに描いた大雪山系の作品で会場が彩られた。
 今回も木版画2点を出品したが、旭川に住む人々にとっては最も親しまれる景観をもっと別な視点や位置から描き続けようと思う。


鎮魂世界貿易サンター

2006-09-11 23:26:22 | インポート
 5年前、激突の瞬間をNHK-TV放送で目撃した時の衝撃を忘れない。
 瞬時に戦争が始まったと直感したのとはうらはらに、NHKのアナウンサーの口調は冷静というべきか、ことの重大さに無頓着なのか、たんたんと伝えていた。
 状況を的確に伝える位置判断は曖昧で、NHKあろうものが南北どちらのタワーなのか、方角がどうなのか伝えられないわけがないことにもどかしく思った。
 偶然にも9月18日から世界貿易センターを描いた絵を数枚含めたマンハッタンでのスケッチ展を開く予定があったので、哀悼と鎮魂の念をこめた個展となり、話題になった会期中は多くの方が来場した。
 消滅前のWTCの絵葉書をつくり、売り上げ金を義捐金として献金した。
 1995年来、同時テロの前年まで数回のマンハッタンの旅で度々WTCを訪れ、1997年には南タワーの屋上展望台で快晴のマンハッタン周辺を眺望したことが思い出され、9.11当日のショックは大きかった。
 なんとも忌まわしい事件だったことかと胸が痛い思いで、今夜追悼式典のTV放送を視聴した。


輝いていたマンハッタン(ブルックリンよりスケッチ)