花便り-21 エンレイソウ(延齢草)

エンレイソウ(延齢草)は、大きな3枚の葉に3枚の花弁が交差する春の花ですが、まだ清楚な姿を見せています。

近年家の北側ののり面などに育って、増えだしています。

一目で分かりやすいので、葉が見え出すと花ヤ萼を確認して エンレイソウ・ シロバナエンレイソウ（ミヤマエンレイソウ ）・オオバナエンレイソウとの区別をしますが、それがまた難しいのです。

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　5月9日撮影

延齢草は、枯れ始めたのかと思ってしまいそうなチョコレート色です。

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　?5月16日撮影

同じ場所に、延齢草とシロバナエンレイソウが花を横向いて咲いています。

　　　　　　　　　　　
　　　　　　?5月14日撮影

オオバナエンレイソウは、大きな花が上を向いて咲き、子房の先が濃い紫に見えます。

ちなみに、北海道大学校章のデザインの元はオオバナエンレイソウで、平成8年にシンボルマークに決まったとか。

延齢草の延齢は、縁起のいい感じですが、命名の由来に関係あるのでしょうね。

延齢にあやかって、もっと沢山増えて長く咲いていてほしいと思います。