2009年の世界大学ランキングってのが発表になったそうです。英大学情報誌タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)と教育情報会社QSというところが作ったそうな(ヤフ―のニュースに出てました)。「ランキングは、世界の大学研究者の相互評価や論文の引用回数などの指標を点数化し、大学の総合力を評価」したものだとのこと。朝日新聞のサイトにも出てました。
へぇーって感じで見るしかないのですが、アジアで一番は東大だそうです。世界だと19位。京大は25位。阪大が44位で、東工大が61位。私学では早大が180位、慶応が214位。評価基準についてあれこれ言えないので、不謹慎ながら、あくまで「へぇーっ」という程度です。
ウチの大学は267位でした。感想は言いづらい。でも、頑張ってる同僚のおかげでこの順位なんだろうなと思います(ランクについてはとくに Engineering & IT 部門の健闘によるようです)。
この種の「ランキング」は色々あって、U.S. News & World Reportsというところが発表している World's Best Colleges and Universities なんてのもあります。こちらは、アジア・中東エリアのランキングってのも発表しています。こっちだとウチの大学はアジア・中東地域で45位、世界全体で259位。まぁ似たような評価です。
ある意味当事者だけど、ある意味野次馬的な関心で眺めていたので、縁のあるスイスやドイツの大学はどうなんだろうってのも、ちょっと気になって。
後者の U.S. News... の方のランクですが、ハイデルベルクが57位、ゲッティンゲンが106位、ボンは264位、ハンブルクは274位。スイスでは、ジュネーブが68位、チューリヒが106位、バーゼルが131位、ローザンヌが161位、我が母校ベルンは192位でした。ってことは、我が勤務校はハンブルクより上? やっぱり基準がよくわかりませんが。
そもそも、論文引用数データベースなど、あまり馴染まない分野もあるだろうし、そもそも英語圏が有利だろうとか、何に価値基準を置くかが国や大学によっても異なって当然だろうとも思うけど、あまり批評はしないことにしましょう。
面白かったのは、Arts & Humanities の分野でのランキングってのも U.S. News... のサイトにあったことで(こちら)、これだと、1位ハーバード、2位UCバークレー、3位オクスフォード、4位ケンブリッジ、5位イェール、6位プリンストン、7位コロンビア、8位スタンフォード、9位シカゴ、10位UCLA、とまぁそんなもんかって感じですが、こちらではハイデルベルクは48位、ゲッティンゲンは95位に上がり、東大は28位、京大は37位に落ちます。逆に早慶はそれぞれ56位と102位に跳ね上がります(U.S. News...の総合ランキングではそれぞれ148位と142位)。ソルボンヌは25位。アジアトップである北京の23位より下です。ウチはランク外でした(上位400位にも入ってないようです)。
こういうのをネタにして、競争を煽られたらたまったもんではない...と思う時点ですでにランク外(「競争的」研究資金なんて名前を聞くだけで引いてしまう)。周りが野山だらけのキャンパスとか、駅から遠いキャンパス、なんてランキングでもあればかなり上位に行けるかも知れませんが(いや、前任校の第2キャンパスには負けるか)。東広島への「移転が決定した当時は、山陽本線西条駅から東広島キャンパスを経由して、東広島駅へ至る新交通システム(モノレール)の建設構想があった」(Wikipedia「広島大学」より)って本当ですか? どうして頓挫したのか(涙)この前京都大学に行った時は、街に近くて感動しました。
そういえば、日本の大学ランキングって本もありましたよね。評価好きな人ってどこにでもいる。こういうランキングで大学の全てを測れるわけじゃないから気にしないけど。ランクを上げるために頑張ったりしたら、なんかおかしい。
へぇーって感じで見るしかないのですが、アジアで一番は東大だそうです。世界だと19位。京大は25位。阪大が44位で、東工大が61位。私学では早大が180位、慶応が214位。評価基準についてあれこれ言えないので、不謹慎ながら、あくまで「へぇーっ」という程度です。
ウチの大学は267位でした。感想は言いづらい。でも、頑張ってる同僚のおかげでこの順位なんだろうなと思います(ランクについてはとくに Engineering & IT 部門の健闘によるようです)。
この種の「ランキング」は色々あって、U.S. News & World Reportsというところが発表している World's Best Colleges and Universities なんてのもあります。こちらは、アジア・中東エリアのランキングってのも発表しています。こっちだとウチの大学はアジア・中東地域で45位、世界全体で259位。まぁ似たような評価です。
ある意味当事者だけど、ある意味野次馬的な関心で眺めていたので、縁のあるスイスやドイツの大学はどうなんだろうってのも、ちょっと気になって。
後者の U.S. News... の方のランクですが、ハイデルベルクが57位、ゲッティンゲンが106位、ボンは264位、ハンブルクは274位。スイスでは、ジュネーブが68位、チューリヒが106位、バーゼルが131位、ローザンヌが161位、我が母校ベルンは192位でした。ってことは、我が勤務校はハンブルクより上? やっぱり基準がよくわかりませんが。
そもそも、論文引用数データベースなど、あまり馴染まない分野もあるだろうし、そもそも英語圏が有利だろうとか、何に価値基準を置くかが国や大学によっても異なって当然だろうとも思うけど、あまり批評はしないことにしましょう。
面白かったのは、Arts & Humanities の分野でのランキングってのも U.S. News... のサイトにあったことで(こちら)、これだと、1位ハーバード、2位UCバークレー、3位オクスフォード、4位ケンブリッジ、5位イェール、6位プリンストン、7位コロンビア、8位スタンフォード、9位シカゴ、10位UCLA、とまぁそんなもんかって感じですが、こちらではハイデルベルクは48位、ゲッティンゲンは95位に上がり、東大は28位、京大は37位に落ちます。逆に早慶はそれぞれ56位と102位に跳ね上がります(U.S. News...の総合ランキングではそれぞれ148位と142位)。ソルボンヌは25位。アジアトップである北京の23位より下です。ウチはランク外でした(上位400位にも入ってないようです)。
こういうのをネタにして、競争を煽られたらたまったもんではない...と思う時点ですでにランク外(「競争的」研究資金なんて名前を聞くだけで引いてしまう)。周りが野山だらけのキャンパスとか、駅から遠いキャンパス、なんてランキングでもあればかなり上位に行けるかも知れませんが(いや、前任校の第2キャンパスには負けるか)。東広島への「移転が決定した当時は、山陽本線西条駅から東広島キャンパスを経由して、東広島駅へ至る新交通システム(モノレール)の建設構想があった」(Wikipedia「広島大学」より)って本当ですか? どうして頓挫したのか(涙)この前京都大学に行った時は、街に近くて感動しました。
そういえば、日本の大学ランキングって本もありましたよね。評価好きな人ってどこにでもいる。こういうランキングで大学の全てを測れるわけじゃないから気にしないけど。ランクを上げるために頑張ったりしたら、なんかおかしい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます