チューリヒ、そして広島

スイス・チューリヒに住んで(た時)の雑感と帰国後のスイス関連話題。2007年4月からは広島移住。タイトルも変えました。

ボジョレー・ヌーボーを買う

2004年11月19日 05時19分44秒 | Weblog
11月の第3木曜日から解禁と、日本のニュースに頻繁に登場するボジョレー・ヌーボー。スイスでは、だからどうした、って感じです。

COOP が広告を出しているのを妻が見つけてきました。ボジョレー・ヌーボー1本3フラン95。350円くらいってとこでしょうか。日本じゃ1本何千円ってな広告も出ていますが。まぁ、同じボジョレー・ヌーボーっていっても、生産者が違うだろうし、色々あるんでしょうね。しかし、2000円も3000円も出して飲まないと人生を損するようなワインなのだろうか?

10年ほど前にベルンにいた頃、やはりボジョレー・ヌーボーを、家の横にある小さな COOP の支店で買いました。同じような値段だったように思います。ボジョレー・ヌーボーは旨い「らしい」ということだけ知っていたので、つい家の中に何ヶ月も保管してしまい、栓を開けて飲んだらすっかり不味くなっていました。

今日、ちょっと大きい COOP に出かけて、3本ほどまとめて買いました(山積みにしてあった)。それでも1000円くらいです。そのうち1本を夕食に飲んでみましたが、こんな味だったかなぁ、という甚だ頼りない印象でした(味も頼りない感じでしたが)。味が軽いとどんどん行けるので、軽く1本飲めてしまいました。

たぶん、もっと上等なやつを飲めばそれなりに美味いのでしょうけれど、そこまでしなくたって。スイスにいる間はスイスワインを味わいたいと思っています。なにしろ、ボジョレー・ヌーボーと違って、日本ではお目にかかる機会の少ない貴重品なんですから。安いもので結構おいしいやつがあるし。

しかし、ボジョレー・ヌーボーの解禁日なんて、スイス人の何割くらいが知っているのだろうか? きっと日本人のほうがよく知っているはずです。