山水図鍔 染谷知信


山水図鍔 染谷知信
山水図で忘れられないのが知信。知信は本作のような、鏨の痕跡を強く意識した特徴的な木々の表現で山水図を描くを得意とした金工。題に得ているのは古典的な山水風景である。特に近景の岩肌の質感描写が優れ、遠く霞む山並みや雲は空に溶け込むような風合い。朧銀地高彫金赤銅象嵌。下の鐔は鉄地一色。色金を使わなくても、ここまで岩肌や木々の様子が再現されている。



山水図鍔 染谷知信
山水図で忘れられないのが知信。知信は本作のような、鏨の痕跡を強く意識した特徴的な木々の表現で山水図を描くを得意とした金工。題に得ているのは古典的な山水風景である。特に近景の岩肌の質感描写が優れ、遠く霞む山並みや雲は空に溶け込むような風合い。朧銀地高彫金赤銅象嵌。下の鐔は鉄地一色。色金を使わなくても、ここまで岩肌や木々の様子が再現されている。

