山水図鍔 若芝
山水図鍔 若芝
若芝も山水図を得意とした。一門はみな本作のような高彫に金銀の布目象嵌を施して絵画調の描画としている。特に布目象嵌の線が細く、金工作品では描法の難しいボカシに挑んで成功している。これによって特徴的存在感を示している。表は夕時で、帰雁、帰舟の賑わい感がある。裏は月が出ている、かなり落ち着いた風景。表裏で見事に描き分けている。
山水図鍔 若芝
若芝も山水図を得意とした。一門はみな本作のような高彫に金銀の布目象嵌を施して絵画調の描画としている。特に布目象嵌の線が細く、金工作品では描法の難しいボカシに挑んで成功している。これによって特徴的存在感を示している。表は夕時で、帰雁、帰舟の賑わい感がある。裏は月が出ている、かなり落ち着いた風景。表裏で見事に描き分けている。