富士の巻狩図縁頭
富士の巻狩図縁頭
この富士の巻狩において、頼朝の子頼家が初めて鹿を射捕らえている。巻狩とは、武家の存在感を朝廷に見せ付けるという意味、もちろん武家の統制を図るため、そして、次代の将軍の存在感を知らしめる意図もあったことが推測されよう。
縁には馬上の頼家が走り様に弓を射た場面を、頭は後に説明するが、猪を捕らえた仁田四郎忠常の活躍場面を題に採っている。
富士の巻狩図縁頭
この富士の巻狩において、頼朝の子頼家が初めて鹿を射捕らえている。巻狩とは、武家の存在感を朝廷に見せ付けるという意味、もちろん武家の統制を図るため、そして、次代の将軍の存在感を知らしめる意図もあったことが推測されよう。
縁には馬上の頼家が走り様に弓を射た場面を、頭は後に説明するが、猪を捕らえた仁田四郎忠常の活躍場面を題に採っている。