稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

大山 木谷沢渓流を訪ねて

2017年05月17日 | 
 大山(標高 1729メートル)の観光ツアーに参加。

 今回の期待は木谷沢渓流。
 なんでもサントリーの天然水のCMに使われた渓流らしい。

 さて、現地に到着すると確かにすばらしい。

    

 さほど広くはない流れながら、水量が豊富。
 しかも、あたりの岩はみんな苔に覆われている。

 まわりの木々の幹にも苔がいっぱい。

 このあたりがとても湿潤であることをうかがわせる。

     
      ( 川のほとりのサワグルミ )
  
 この渓流にはトラウトがいるらしい。

 ぼくもあちこちで目をこらしてみたが、確かめられなかった。

   

 ただ、少し上がると立派な堰堤。

   

 これにはがっかりした。

 もっとも、大山はガレ場の多い山。

 効果のほどはともかく、砂防措置がとられるのもやむなしか?と。

 鍵掛峠からは大山の雄大な姿。
 壁、あるいは屏風のように見える。

   

 そこからの道中ではブナ林が広がっていた。
 ここは西日本最大のブナ林だそうだ。

 こういうところでじっくりブナ林を見てみたいところ。
 が、そこはツアーの悲しさ、バスはビューンと過ぎ去ってしまった。

 ホテルに入って夕刻。
 部屋から夕陽に照らされた大山が見える。

   

 ここからの眺めは先ほどの大山の姿とはまったく別物。

 この姿こそ「伯耆富士(ほうきふじ)」と呼ばれるもの。

 大山の渓谷でイワナに出会いたいものだったが・・・。
コメント
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