稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

「はんがんびいき」でなく「ほうがんびいき」

2023年01月01日 | 日々
 毎週、BSで「関口宏の一番新しい中世史」をみている。

 今は鎌倉幕府成立のあたりだが、初めて知ることが多くおもしろい。

 そんな歴史の本筋からは離れるが、
「日本人の判官びいき」という言葉がある。

 これは源義経の不遇の身に同情しての「ひいき」の心情を指す。

 この「判官」とは義経の別名
「九郎判官(くろうほうがん)」に由来し、正しくは「ほうがんびいき」だそうな。

 いやあ、そういうこととは知らなかった。

 漢字の書き違えや誤読。

 歳を重ねても、それに新たに気づくことに終わりはない。

 今さらという思いの一方、
それでも気づかされると、ひとつ賢くなったような気がするのはぼくだけではなかろう。

 今年はどんなことに気づかせてもらえるだろうか?

     
          ( 釣友 ツバキさん撮影 近江の日の出 )

 さて皆さん、新年おめでとうございます。

 昨年もこのブログを御訪問いただき、感謝申し上げます。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
コメント
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