稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

笙の川初日(2019)

2019年03月15日 | トラウト
 この冬は雪の少ない年になった。

 例年ならこの時季、雪解け水による増水で渓流は歩くのも大変。

 が、今年は山に雪もないのでは、川の水位も低いのでは?
 との思いから、早めの笙の川初日。

 疋田のローソンで年券を買う。
 店のおばさんに「今年の売れ行きはどうですか?」と尋ねると
「はい、もう年券綴りも3冊目です」との返事。

 よく売れているようだ。

 さて、あちこちを見て回る。

 山を見ると予想に反して残雪がしっかり!

   

 本流を見るとやや白っぽい濁り。
 それでも水位はそれほど高くなさそう。

   

 まずはイワナの谷を目指す。

   

 が、それらしきところにルアーを投げ込み続けても沈黙。

 それではと下流に転じる。

 けれどもルアーを追ってくる気配はまったくない。

「神様、せめて1匹だけでも・・・いやもうカワムツでもエエ」
 などという気に。

 忘れたころに手ごたえ。

 ほぼ半年ぶりに見るヤマメ君。

   

 やや細身ながら20cm。

 もしや1匹も釣れないのでは・・・と不安だっただけにうれしい!

 釣ったのは流れ込みからの開きで、腰高くらいの深み。

   

 流れもゆったりしているところだ。

 今の時季、こんな場所しかいそうにない。

 転じて次の場所でもかろうじて1匹。

 ここも同じくゆったりした深み。

   

 ヤマメたちはいるはずだが、ルアーを追わないだけなのだろう。

 みぞれが降り始め、ここで納竿。

 まだ目覚めていない笙の川、そんな印象の初日。

 帰路、国境の峠は雪。

 昨日 水温 7℃
    ヤマメ 2匹(18~20cm)

 
コメント (2)
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