稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

笙の川 過疎の郷にて

2014年05月02日 | トラウト
 今日も笙の川水系を探訪。

 久しぶりに源流部に足を運ぶ。

 車を置いてテクテク歩く。

 やっと入渓。

     

 いつ来ても、ここは人の気配なく、水音と鳥のさえずりのみ。

 が、ルアーへの反応はさっぱり。

 やっと1匹!
 と思ったが、水面から上げたとたんにポチャリ。

「腹が赤かった。小さいがイワナにちがいない」
 と気を取り直す。

 どんどん上がる。

 そしてやっと1匹。

    

 この源流部、情景は群を抜いているが、魚影はやや薄い。
 それにトラウトも小さい。

 減流部で釣るには少々時季が早かったかな。

 追加は小さいのばかり。

     

 納竿して再びテクテク歩く。

 午後の陽を浴びた里山は新緑におおわれている。
 黄緑色・・・といっても一様ではない。

 黄色の強いの、うす紅がさしたの・・・と実にさまざま。

 一年を通して、この時季だけにみせる自然の色合い。



 郷に着くと、いつもは閑散として人影はないのに今日はおじいさん。

 立ち話。
「ここも今は10世帯ほど、15人しか住んどらんよ。
 若い人はみんな出て行ったからな」と。

 ここも過疎か。

 本日 水 温 15℃
    アマゴ 4匹(13~18cm)
    イワナ 2匹(16~17cm)
コメント (2)
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