よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

青刈り。

2020年09月14日 | 農家ブランド

なかなか晴れず。悶々。

稲刈りも迫るけれど、この調子ではいつ刈れるか。。。






それでも合間を見て年末の注連飾り用に青刈り。

昨年までは「金のいぶき」を使ってましたが藁が固くて編みにくい。

よって、手に馴染む餅米ミヤコガネで。


今年で3年、今年は少しコンセプトを変えて作ります。

古き良き、をそのままでは先細りなだけなので、

時代に合わせて能動的に興味を引けるようなことも提案していきたい。


なんばんもあっという間に終盤戦です。

赤く色付くのが早くなってきました。

昨年は11月でもなかなか赤くならなかった。不思議です。

見当がつかないので「今年は雪が多いのかな」と勝手に思っています。


先日、仙台のラーメン屋さん【くろく】へ。

国産メンマの取り組みを応援してくれている県庁の知人が紹介してくれて、食べにいきました。

無添加で仕上げる完成度が素晴らしかったです。ほんとに美味しかった。

食事の後に社長の青田さんとたくさん話が出来ました。

ラーメン屋さんの「メンマ」と、私が考えている「竹之芯」は別物ですね。

じっくりと話が出来て、メンマも素材の処理の仕方、味付けもそれこそ今はラーメン界もすごいので千差万別。昔のように「乗ってればラーメン」という在り方とは違ってます。

人気店だからというのを除いても使う量がすごい。

そこに合わせるのは地域や仲間で取り組む筍の活用法の延長「メンマ」

そういうものと自前ブランドの商品「竹之芯」は違うなと。

実際にラーメン屋さんの話はとても勉強になりました。

どちらかというと町中華、ドライブインラーメンがホッとする派ですが、

とても美味かったのでまた伺います。






くろくの青田社長がスペインで食べて感動したという甘唐辛子の【揚げ焼き】。

味付けは塩とオリーブオイル。


あまりに旨そうに話すのでうちの大振りのなんばん【ジミーナルデロ】でやってみました。


美味しい。やってそうでやってなかった【揚げ焼き】という料理法が一番の発見でした。

焼きだと皮の食感が残る、揚げだとタネが気になる。

揚げ焼きは両方を改善して丸ごとふわっと美味しい。

これは発見でした・













9月。

2020年09月04日 | 農家ブランド

やっと梅雨明けして猛暑、このまま暑さが続くかなと思っていたら梅雨に逆戻りのような天気が続く。

畑は例年よりも幾分元気はないものの、なんばんの最盛期を迎えています。


栽培お願いしている3件の農家から届く収穫したて、届く量も増えてきてホッとしてます。




夏は収穫と、各商品への前段階の一次加工で炭であぶる仕事がメインです。

ここで一年分を確保するため、連日のようにこなしています。

なんばんは9月に収穫終了としたいのでなんぼでも晴れが続いて欲しい。



竹之芯、仙台の「いたがき」さんに加え地元のあ・ら・伊達な道の駅にて販売も開始しました。

当面、生産量が限られますのでこの範囲で続けていこうと考えています。


孟宗竹で竹之芯専用カゴを編んでみましたが、、、我ながら残念な出来。

まだまだ練習が必要ですね。



竹之芯、まだ半分以上、乳酸菌につけ込んだ状態で天日待ちです。

晴れが続いて欲しいです。



先日、国道47号からうちに来る角にあるドライブイン「宝殿」へ久しぶりに昼飯を食べに寄りました。

小さい頃はドライブインに行くのが何よりのご馳走で楽しみで、

その味が美味しい美味しくないよりも、安心する味として馴染んでいます。


いつものように伊達ラーメンを。味噌ベース。

味が濃いめで畑仕事が続く季節はとても美味しいので、ライスも追加。

何より嬉しかったのが付け合わせで出てきた「きゅうりの古漬け」。

久しぶりに食べて感動。

漬物だけはスーパーとかで売ってるのは論外としか思えず、

もっぱらカミさんが作ったものか自分で漬けるか仲間の物が揃う直売所のものしか食べないけれど、古漬けは年々見なくなってきてなので尚更でした。


店主のおばあちゃん、みゆきさんがいらっしゃったので

「とっても美味しいです!」

と伝えたらお代わりもらえて嬉しさ2倍でした。

あまりにも感動しすぎて、うちのは終わっちゃったので仲間のきゅうりを買ってきて

久しぶりに古漬け漬けました。

出来上がりが楽しみです。