よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

いよいよ始動! 東北村×海山ネット×四万十チームのプロジェクト!

2012年07月27日 | 復興プロジェクト







朝イチで古川まで(株)四万十ドラマ畦地社長がやってきてくれました。
遠いところ、本当に感謝と感激です!


海山ネットの始まり。
手仕事で経済復興だ!と動きだし、
場所を選ばずに出来る仕事を!とHP検索してアポを取り、
直ぐに新聞バックを折リ方を学ぶインストラクター講座を、
例外処置として高知県外、鳴子まで飛んできて開催してくれました。

それからのご縁。

おかげさまでこの一年で、海の手山の手ネットワークを通じ一万枚に迫る枚数の新聞バックが生み出され、
お客様の手に渡り「海の手」である南三陸、女川、南相馬のメンバーの仕事になってきました。

そうやって一年新聞バックをじーっと見てくると、見事な哲学が詰まっているなぁ、と感心もし、
今だ新しい発見をします。

新聞バックに何を詰め込むのか。

それは地域の、それぞれの人の足下にあるものだと思う。
復興プロジェクトがキッカケだけれど、それを越えた地域の価値づくり、その地域から生まれる商品価値。
それを作ることが私、海山、東北村の使命です。

私自身、そして、東北村で意思を共にする面々にも通ずるモノづくりの魂というのか、
そういうのを考えさせられました。

震災で考えたこと、原発問題で思うコト、色々とあります。
で、ローテクな手仕事、新聞バックを通し残さなくてはならない価値、何かあっても通用する価値というものを再認識しました。




一番初めにこっちに足を運んで頂き、迎えに行った車中での会話が忘れられません。

”これからは田舎が面白いよ。そうじゃないと日本はもうダメよ!”

その一言で
「うわぁー!この人と一緒に仕事がしたい!」
と痛烈に思いました。


そしてそれがいよいよ来月からビックプロジェクトとして始動します。
チーム四万十、畦地さんはもちろん、デザイナーの梅原真さん、
ファシリテーターの”ツヤツヤねえさん”こと畠中智子さんらスペシャルな面々と、
新聞バックをキーワードにスタート。
恐くもありますが、やっぱり楽しみです!

手仕事、って言葉もいいですが、梅原さんの"ハンドパワー"も素敵。







そして・・・再び・・・そんちょー就任!

2012年07月26日 | 農家ブランド


これからの東北を背負う宿命の人達が集って立ち上げた”田舎郡東北村”

そんな村の総会が仙台の秘密基地のカレー屋さんで行われました。

喧々諤々の論争の末(うそですよ)、第二代 東北村村長を仰せつかりましたー!

数年前に自分がやってた七夕村の村長に続き、やっぱり私の器は村にピッタリなのでしょうか。。


がんばります。

そんでもって、立ち上がりからご一緒しているHP登場の”七人の村人”には一緒にこれからの村づくり構想を考える仲間として役員になって頂きました。


東北村の理念

「ご縁」と「結」に基づいた交流
「ご縁」と「結」に基づいた商流


東北村のミッション5ヶ条

◆「ご縁」と「結」を日本全国~世界の共通語にします。
・・・FUJIYAMA、SAMURAI、TSUNAMI、GOEN、YUI・・・
◆「ご縁」「結」に基づいたモノづくり、流通システムの先進地になります。
◆生産者・消費者・企業が同じ村民として村を作り、成長させていきます。
◆「正品正費」を推進し、東北の生産者をより豊かにします。
◆東北とその他地域が、有事に助け合える信頼関係を作りだしていきます。



今の世の中って変だ。と私は思っています。
人の手から生まれたはずのモノが、その手からあまりにも離れてしまい、
生み出した人が、生み出してる本人のハズなのに、振り回されてしまっている。

新しいコトに映るかもしれないけれど、普通の感覚取り戻そうよ、という活動にしたいです。

これまでの10年ちょっと、ホントに色~~んな、紆余曲折喜怒哀楽があって今があります。
んでも、頑固に意地を通してやめなかったから今がある。それだけが私の才能です(笑)
そしてピンチの時に、救世主のごとくこれまた沢山の人とのご縁を頂いて助けられて来ました。
これも私の才能です(笑)

モノづくり、よっちゃん商品で生活できるようになりました。
それはよっちゃんという価値を、モノの作り手である自分と、評価してくれるお客さんの
間に置いて、時間をかけてお互いに作って来ることが出来たからだと思っています。
村の理念「結」「ご縁」に繋がる「お互い様精神」。
だって、一方では私だってお客さんだもの。






東北村村長としてやるコトは、この15年の延長しかないと思っています。

モノを作る人とモノを評価してくれる人がしっかりと繋がれる場が基本。
基本は「オモロイ!」
そして、両者の間に「いいね!」と共有できる価値観を作るコト。

見え方としてはやっぱり「ブツブツ交換」に近いかなぁ~。
そして村通貨は「丼!」という単位です(笑)(大村長案)

マーケティングは物の一側面からの評価しかなく、
私が今必要だと思うのはその背景。
人や地域、暮らしや考え方。
足下の価値です。
そこが今、もう一度流通という土壌でも価値交換出来るような仕組みを、
東北村で作りたいと思っています。
だから、モノづくり村民と共にお客さんの村民も必要。

今役員をお願いしている方々は私などよりも事業者として優れている方ばかりです。
きっと学ぶ方が多いかもしれない。
けど、モノを作り、それで生活している人からキッカケを作る村ではないと、
今のイヤーな価値観をひっくり返せないと思うので、一番大事にしていきたい。
その我(ガ)だけはブラさず諸先輩を役職特権で退けててでも通し続けます(笑)


ま、出来ることは小さいことから一歩づつ。

まんず、なげー目で見でけろぉ~~~!!





こうなってしまうのか?

2012年07月25日 | 自営業

あけるのか、あけないのか、、、はっきりしないっすね、お空が。


毎日がよーいドン!で始まり、あっという間に過ぎる。
加工場は充実しているけれども、その他に手も頭も出せずに気持ちは焦る。


夜にクローズアップ現代を見ていた。
水俣病に関する特集。

昨年の震災、原発事故に、どーしてもかぶって見えてしまう。

何年か後、この水俣病で人生を狂わされたのと同じやり方をされ、
苦しむ人たちが出てきてはまずい!そんなふうにしちゃダメだ!と強烈におもう。

だーれも総理大臣が完璧だとは思っていない。
けど、その立場にある以上、問題提起として国民の代表なら発言すべきことがあるんじゃァないか!
あんだけ胸はって増税は叫べるのにさ。


いやになる。



明るい写真を。




今年産とうがらし、初加工!

2012年07月24日 | 自営業

朝イチで激辛とうがらしを収穫し、
直売所のグリーンアップ経由で大崎市の放射能検査へお願い。

ウチの主力はなんてったって””とうがらし”なので、今年も検査は入念にやります。
なんだかなぁ~。


そしてハラペーニョの成りが良く、まとまった量が採れたので三人で初加工しました。
スタッフ、ノンちゃんも今家族の入退院でバタツイテいますが、うちに来るのが楽しいらしく張り切っています!



初回なので実験も兼ねて色々とやってみました。



シンプルに米酢に漬けました。
それと、石孫本店の”百寿”に漬けこみハラペーニョ醤油を作ってみます。



と、ちょっと甘めのピクルス風なのも。

ついでに今年多量に採れたブルーベリーもサワーに。



辛さも風味も日本の品種とはちょっと風合いが違うので、
その良さを引き出すべくいろいろやってみます。






夕方、滋賀県で会社経営をされている方とお話をさせて頂きました。
震災を経て、私らと同様、
「自分たちに何ができるだろうか。どうせなら継続出来ることを。」
と模索してる中、よっちゃんなんばんを知り、連絡を頂きました。
私たちの考え方、海山の活動なども話をさせてもらい、小さくともいい形が作れればと思っています。
海山メンバーの小玉さんが良くいいますが、
”共に良くなる仕組み”
がやっぱり必要。
今こそそれを”目的”にしっかりと盛り込めるかが大事。

支援、という事で声をかけてもらったのはキッカケ、と考えないと先は続かないと思う。
やっぱり出会った縁を励みに前に進み、ゆくゆくは純粋に楽しく何がしかの交流まで発展させることが
出来たら、それこそ面白い!
これは東京ではできないコト。


今日もめいっぱい!





もうすぐ、梅雨明け!?

2012年07月23日 | 農家ブランド

ジメジメと、土間に水が浮いてくるほどの梅雨ももうすぐ明けるのでしょうか。。

こんな暑い時は流石に食欲がない。

そんな時こそ唐辛子!なんばんです!



今晩は初採れの激辛とうがらしをミジン切りして醤油に漬けといたのを使い、
冷奴に。
ツンとした生の辛味と風味がサイコーです。

八丈島ではワサビとかではなく、こうやって刺身を食べるの多いと効いたコトがあります。


なんだか夏本番の前に疲れている今日この頃ですが、辛味パワーで元気!を実践してこーと思います!