今日はめっちゃ寒い。
一日直売所グリーンアップのレジ当番で過ごす。
今日明日と、地元の互市に併せての直売所イベント。
早朝から店では準備。
創業して14年。
場所的にほぼ地元のお客さんに支えられて来たお店。
運営も農家の集まり、自分らでやっています。
小さい店ですが、やはり色々見て来た中でも「直売」という意味では完成形に近い、誇れるお店。
パートさんもレジや事務仕事で雇用してますが、
なるべく日常のレジ当番(ほぼ月に一度回ってくる)をやり、
イベントも班分けで区切り、自分たちで目玉商品を作って毎回盛り上げる。
自分の店だと言う想いがあるから、出来る事を必死に考える。
とても地味。
けれど、その気持ちがお客さんにもしっかりと通じているのがわかる。
一方、ウチの町には大きな道の駅もある。
そこの直売所出荷組合での大きなイベントも先日今年の最終回を迎えた。
ありがたいことに今年も沢山のお客さんに来て頂き賑わった。
採ったばり市という出荷組合イベントを打って二年目。
その実行部隊に居ながらにして、今年も成果も反省も盛りだくさん。
難しい部分としては、母体となる組合員が250名ほどと多い事もあり、
意思の疎通が難しい。
そして一番は自分たちで運営していない事が、悪い部分を消せない原因でもあり
良い部分を出し切れずに留まっている原因。
大所帯の組合員、そしてさらに道の駅全体の運営母体である会社の存在…。
外に原因を探せばいくらでも出てくるが。
会社も言っている通り、ウチの道の駅の集客ポイントは直売所にある。
では、直売とはなんだろう。
それはやはりグリーンアップのように、生産者とお客さんが繋がれるかどうかだと思う。
道の駅はスーパーでもないし、作っていないものを無理に品揃えする必要もない。
この地域に根ざした商品を並べるところ。
お客さんがわざわざ足を運んでくれるのはまさにその「個性」があるからだ。
商売という事でいうならば、お客さんも安心して買い物出来て、作る人も数字が見える。
その繋がりが作れるかどうかが、正に肝。目先ではなくこれから長い商売を考える我々の年代は特に、だ。
私個人でこれまでやって来た事もそういう関係作り。
だから今夜もおかげさまでご飯のお代わりが出来た
それが土地に関係ない商品が入り「なんでも揃っている店」では、単発的で。
便利ではあるけれど道の駅である必要が無くなってしまう。
なにがその店のポリシーか。。
それが見えているんだから、来年は細くとももう少し尖ったやり方も試してみたい。
出来る事を、出来る仲間と少しずつ拡散していこうと思う。
この土地にも沢山おもろいオバちゃんおじいちゃんがいる。
そんな個性を広めたい!