青田さんから電話を頂く。
「昨日話してたまめご飯作ったから寄ってぇ!」
とのこと。
息子Y君とFacebookで繋がっており、彼が投稿していた「まめごはん」がウマそうだったと昨日話してたら、作ってくれた。
使う豆は「絹さや」。さや全体が黄色くなるほどになったら収穫して使う。
わがやで今年沢山収穫中のスナップエンドウでは"味が出ない"とのこと。
確かに。
いただいてみると、まー美味しい。おこげ付きがまたたまらない!
青田さんの話は面白く、行くとついつい長話。
今日は私の海山教室を中心としての考え方を話し、
また地域価値をどう作ったらいいか、という辺りの相談もさせて頂く。
お金を稼がなくてはならない、という部分と、足元でじっくり、という部分での葛藤を理解してくれました。
ここでも何度か書いているけれど、私の根本でもあり、目標とする形は「ブツブツ交換」的世の中。
海山教室もそうです。
青田さんも面白く聞いてくれた。
そして、おじいちゃんから言われてきたことだ、として話してくれました。
「博之くん、私はじいちゃんから"四里四方の経済で物事考えろ"と云われてきたんだ。
昔は今と違って生活圏が狭かった。
そんでもって基本はブツブツ交換だったから、
ウチは誰と誰と誰に米を売るんだ
そして誰と誰と誰から何何を買う。
相手が見える範囲で経済が動いていたの。
それが時代が移るにあたり、欲があるから欲しいという人に応えれるように
・作付を増やそう
・供給できる体制をつくろう
という考えが出てきたら、それは百姓の生き方から離れて企業的になってしまうんだよ。
そうすると、本来持っていた"百姓としてのユタカサ"を少しずつ失ってしまう。
そこが大事なところなんだ。
あまりにも" 生きる"という事から人が離れてしまって変な世の中になってしまった。
俺はそう思う。」
とっても腑に落ちたし、これからやろうとしている海山教室へのヒントを頂いた気がした。
今がダメだから昔に戻る、というのではなく、今の時代にあった方法をさがす。
間違ってない!と自信にもなりました。
唐辛子を育ててもらっているという以上に、私にとって得難い人であり、
とってもありがたい時間です。
絶対に海山教室にも呼びたい。お楽しみに。
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